眼精疲労が寝ても治らない場合はどうすればいいですか?
寝ても眼精疲労が治らない場合は、原因を特定しましょう。
寝ても眼精疲労が治らない場合は、原因を特定し、対策することが大切です。
考えられる原因を以下にまとめます。
1.度の合っていない眼鏡・コンタクト
視力に合っていないと、目が無理にピントを合わせようとして慢性的な疲労が残ります。度数の合ったコンタクトや眼鏡を使いましょう。
2.ドライアイや他の目の病気が隠れている
涙の質や量の低下、結膜炎、ぶどう膜炎などがあると、休んでも回復しません。症状が改善しない場合には医療機関を受診して適切な治療を受けましょう。
3.姿勢や肩こり・首こりによる影響
首や肩の緊張から、目や頭に負担がかかるケースもあります。姿勢を正す、ストレッチやマッサージを取り入れるなど、心がけましょう。
4.精神的ストレスや自律神経の乱れ
睡眠を取っても疲労感が残る場合、ストレスや睡眠の質が原因の可能性があります。生活リズムを整える、入浴やリラクゼーションを取り入れるなどでリフレッシュをしましょう。
5.スマホやPCの使用時間が長い
定期的な休憩を取り入れたり、蒸しタオルやホットアイマスクで目を温める、防腐剤無添加の人工涙液で乾燥対策を行うと効果的です。
痛みや痒み、頭痛などがある場合には、眼精疲労ではなく、別の病気が隠れている可能性もあります。
特に視力低下、強い頭痛、吐き気などがある場合には、早めに医療機関を受診しましょう。
東北大学病院 眼科
山口 知暁 監修
(参考文献)
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