眼精疲労と緑内障の関係性を教えてください。
眼精疲労の症状の中(眼痛や見えづらい)に、緑内障が紛れていることがあります。
眼精疲労の症状の中(眼痛や見えづらい)に、緑内障が紛れていることがあります。
眼精疲労は、一般的に長時間の目の使用(PC、スマホ、読書など)により、ピント調節筋や眼球周囲の筋肉、神経が疲弊した状態のことを指します。
眼精疲労の主な症状には、目の痛み、重さ、かすみ、頭痛、肩こり、目の奥の違和感などがあります。
緑内障は、眼圧や生活習慣、血流障害などによって眼の視神経という組織が障害され、視野が徐々に欠けていく慢性疾患です。
日本では、眼圧が正常である正常眼圧緑内障が多く、進行するまで発見されないこともあります。
この場合、見えづらい原因を眼精疲労と勘違いしてしまうこともあります。また、眼圧が上がるタイプの人も一定数います。
眼圧が高くなると、眼の痛みや涙が出てきて、見えづらくなることや頭痛を起こすことがあります。
長期間にわたり見えづらさがある場合や、眼の痛みが続く場合には早めに眼科を受診しましょう。
東北大学病院 眼科
山口 知暁 監修
(参考文献)
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