徐脈は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
徐脈にはアトロピンなどの薬が使われますが、主に一時的な対処が目的です。
徐脈にはアトロピンなどの薬が使われますが、主に一時的な対処が目的です。
徐脈によって心臓の拍動が非常にゆっくりになり、めまいや息切れなどの症状が急に現れた場合、心拍数を一時的に速めるための薬が使用されます。主に「アトロピン」や「イソプロテレノール」といった薬が用いられます。これらの薬は、心臓の電気的な動きを助けることで、一時的に心臓の拍動を増やします。
副作用については、以下のような症状が報告されています。
- アトロピン:心拍数が増えすぎることによる心臓への負担、動悸、排尿がしにくくなる、目が見えにくくなるなどの視力の変化。
- イソプロテレノール:頭痛、手が震える、汗をかく、動悸、脈が速くなる、顔が赤くなる、などが報告されています。
これらの薬は、徐脈の根本的な治療というよりも、症状を一時的に和らげたり、他の治療法を行うまでのつなぎとして使われることが多いです。
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
(参考文献)
日本循環器学会.“2022 年改訂版 不整脈の診断とリスク評価に関するガイドライン”..https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2022/03/JCS2022_Takase.pdf,(参照 2025-09-08).
日本循環器学会.“不整脈非薬物治療ガイドライン(2018 年改訂版)”..https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2018/07/JCS2018_kurita_nogami.pdf,(参照 2025-09-08).
日本循環器学会ほか.“2024 年 JCS/JHRS ガイドラインフォーカスアップデート版 不整脈治療”..https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2024/03/JCS2024_Iwasaki.pdf,(参照 2025-09-08).
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