膵臓がん(膵がん)の場合、ビリルビン値はどのように変化しますか?
直接型ビリルビン優位のビリルビン値上昇を認めることがあります。
膵臓がんでは直接型ビリルビン優位のビリルビン値上昇を認めることがあります。
これは膵臓がんそのものによってではなく、膵臓がんによって胆管が閉塞(詰まること)して二次的に発生する合併症です。
膵臓の中には胆汁の通り道である胆管があり、この胆管が閉塞すると閉塞性黄疸という状態になります。
閉塞性黄疸では皮膚や眼球結膜(白目の部分)が黄色くなり、血液の検査ではビリルビン値が上昇します。
黄疸は症状が目につきやすいため自分で気づいて病院に来られる方もいらっしゃいますが、ゆっくりと進んだ場合には自分では気づかないこともあります。
閉塞性黄疸では胆汁の流れが悪く、そこに細菌感染が起こり胆管炎となる可能性があります。そのため内視鏡治療で胆管ステントを留置して黄疸の治療を行う必要があります。
ステント治療を行って、胆汁が流れているはずの患者さんで、突然ビリルビン値が上昇した場合には、ステントが詰まったり、外れてしまったりと何らかの事態が発生した可能性があり、状況によっては内視鏡での処置が必要となります。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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