余命1ヶ月の膵臓がん(膵がん)の症状について教えてください。
一般的に、進行した膵臓がんは腹痛や背部痛、下痢や、糖尿病の症状、体重減少などが起こります。
膵臓がん(膵がん)は、発生部位や転移した臓器によって症状が異なります。
膵がんは一般に進行の速いがんですが、通常余命1ヶ月というような場合、がんは全身へ転移し、肝転移や腹膜播種を起こしていることが多いです。
そのような患者さんが皆同じ症状であるということはなく、病変の広がり方によって症状はさまざまです。
経験的には、お腹の神経にがんが浸潤することで起こる腹痛や背部痛、腹水によって起こるお腹の張り、嘔気といった症状をきたす方が多いです。
このような病気の状況では、痛み止めなどの薬を十分に用いて、できるだけ体の症状がつらくないようにすることが大切です。
つらい症状があれば主治医に伝え、痛み止めの調整などを行いましょう。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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