膵臓がん(膵がん)で抗がん剤治療を行った際の余命(生存率)はどのくらいですか?
GEM-nabPTXという治療での生存期間中央値は13.5ヶ月であったという報告があります。
膵がんの抗がん剤治療は何種類か存在し、患者さんの年齢や持病などにより適切な治療法を選択します。
比較的行われることの多い、GEM-nabPTXと呼ばれる治療では、治療を行った患者さんの生存期間中央値は13.5ヶ月であったという報告があります(2007年報告)。
ただし、この数値はあくまで統計学的な数値に過ぎず、必ずしも個々の患者さんに当てはまるものではないことに注意が必要です。
例えば、高齢の患者さんでは通常の抗がん剤治療では体の負担が大きく、より負担の少ない種類の抗がん剤治療が選択される場合があります。
そのほかに、抗がん剤の副作用が出現し、治療を続けることが難しくなる場合もあります。
行う治療によって体の負担も変わってくるため、治療法については主治医とよく相談しましょう。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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