大動脈弁閉鎖不全症と診断された場合の余命はどのくらいですか?
適切な時期に手術を受ければ、10年後や20年後も生存できる可能性が高く、良好な成績が期待できます。
適切な時期に手術を受ければ、10年後や20年後も生存できる可能性が高いです。
大動脈弁閉鎖不全症と診断されても、すぐに命に関わるとは限りません。 軽い場合は長い期間症状なく過ごせ、適切な通院で普通の生活を続けられる人も多くいます。一方で、逆流が強くなり、息切れや心臓の働きの低下が出てきたのに治療せず放置すると、命に関わることがあります。
手術後の成績については、次のような報告があります。
- 自分の弁を修復する手術:10年後の生存率は80%以上 とされます。
- 人工の弁に取り替える手術:60歳以下の患者さんの場合、20年後の生存率は約52〜66%とされます。適切なタイミングで治療を受ければ、長期間にわたって元気で過ごせる可能性が高いと言えます。
必要なタイミングで薬や手術を受ければ、寿命を大きく改善できることが期待できます。大切なのは「何年生きられるか」より、定期的に心臓の状態を確認し、治療のタイミングを逃さないことです。
大動脈弁閉鎖不全症について、特に知りたいことは何ですか?
利用規約とプライバシーポリシーに同意のうえ、もっとも当てはまる項目を選択してください。
(参考文献)
Alec Vahanian et al. 2021 ESC/EACTS Guidelines for the management of valvular heart disease. Eur Heart J. 2022, 43, 561-632.
Catherine M Otto et al. 2020 ACC/AHA Guideline for the Management of Patients With Valvular Heart Disease: Executive Summary: A Report of the American College of Cardiology/American Heart Association Joint Committee on Clinical Practice Guidelines. Circulation. 2021, 143, e35-e71.
加藤 貴雄ほか.“2020 年改訂版 弁膜症治療のガイドライン”.日本循環器学会 / 日本心不全学会合同ガイドライン.https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2020/04/JCS2020_Izumi_Eishi.pdf,(参照 2026-06-17).
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
公開日:
最終更新日:
編集・監修基準について
本記事は情報の正確性を担保するため、以下のフローを経て作成・公開されています。
Q作成
医師執筆/監修
QAレビュー
公開
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです
