ゴーシェ病は遺伝しますか?
遺伝しますが、父親と母親から受け継ぐ2つの遺伝子の組合せにより、発症する場合としない場合があります。
ゴーシェ病は遺伝しますが、父親と母親から受け継ぐ2つの遺伝子の組合せにより、発症する場合としない場合があります。なお、発症する確率に男女差はありません。
ゴーシェ病は、グルコセレブロシダーゼ(GBA)遺伝子の変異によりおこる病気で、常染色体劣性遺伝という形式で遺伝します。この遺伝形式の場合、父親と母親から受け継ぐ2つのGBA遺伝子の組み合わせによって、ゴーシェ病を発症するかどうかが決まります。
つまり、ゴーシェ病になるのは2つあるGBA遺伝子の両方ともに変異がある場合のみで、逆に、両方の遺伝子に変異がない場合はゴーシェ病にはなりません。
また、2つのうち1つだけに変異がある場合を保因者とよびます。保因者では症状は現れませんが、ごくまれに、正常な遺伝子に新たに変異を起こして発症する場合があります。
東日本橋内科クリニック 循環器内科 院長
白石 達也 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
ゴーシェ病
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ