股関節痛にはどのようなストレッチが有効ですか?
以下のようなストレッチが、股関節の痛みに有効です。
股関節が痛む時は、関節の周囲の筋肉や靭帯が固まっており、多くの場合ストレッチによる痛みの改善が期待できます。
以下では、股関節の痛みに効くストレッチを2つ紹介します。主に変形性股関節症などの患者さんにおすすめしている方法で、いずれも自宅で簡単に取り組めます。
1. 臀部(お尻)を伸ばす、寝ながら行うストレッチ
以下の一連の動作を、左右それぞれの足で行います(左右各15秒×2セット)。呼吸を楽にしながら行うようにしましょう。
① 仰向けに寝て、片側の膝を両手で抱え、膝を体幹に引き寄せる(この時、反対側の脚は伸ばしたままにし、膝が地面から浮かないようにする)
② 痛みのない範囲でできる限り膝を体幹に寄せる(膝を曲げた側のお尻がストレッチされます)
③ 15秒間姿勢をキープする
2. 股関節の前側を伸ばすストレッチ(片膝立ち)
以下の一連の動作を、左右それぞれの足で行います(左右各15秒×2〜3セット)。呼吸を楽にしながら行うようにしましょう。
① 片膝立ちになり、前側の足をできるだけ前に持ってくる
② 体重をゆっくり前に移動し、後ろ脚側の太ももの前を伸ばす
骨盤を立てて背筋を伸ばすと、より効果が高まります。
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最終更新日:
まつだ整形外科クリニック 整形外科
栗原 信吾 監修
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股関節痛の治療や予防方法には何がありますか?
多くの場合で鎮痛剤の内服やリハビリなどが行われます。場合によっては手術が必要となる場合もあります。
股関節痛の原因や考えられる病気には何がありますか?
年代によって原因となる病気が変わってきますが、主に炎症や老化、使い過ぎが原因となります。子供の場合には小児特有の病気が原因となることがあります。
「股関節痛」とはどのような症状ですか?
「股関節痛」とは、股関節やその周りに何らかの痛みが生じている状態を指します。原因によってさまざまな痛みの感じ方があります。
突然の歩けないほどの股関節痛の原因には何がありますか?
転倒・外傷や関節炎、細菌感染などが考えられます。
股関節痛がある場合、何科を受診したらよいですか? また、病院を受診する目安はありますか?
日常生活に支障が出ている、痛みが数週間以上続いているといった場合は、整形外科を受診しましょう。
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