男性の寝汗がひどい場合、どのような原因が考えられますか?
男性ホルモンが減少する更年期障害によって、寝汗を生じることがあります。
特に大きな原因がないこともありますが、病的な原因としては、ストレスによる自律神経の異常や男性更年期障害、逆流性食道炎、肥満、糖尿病、多汗症などが多いです。
ストレスによる自律神経の異常
ストレスが原因で自律神経が乱れ、寝汗をかくことがあります。
男性更年期障害
男性ホルモン(テストステロン)は血管を縮めたり拡げたりする作用に関係しており、男性ホルモンの量が減ると更年期障害に見られるホットフラッシュ(急に顔が熱くなったり汗が止まらなかったりする症状)や寝汗を生じることがあります。
逆流性食道炎
逆流性食道炎自体が不眠の原因になり、不眠から寝汗に繋がることがあります。
肥満
肥満が睡眠時無呼吸症候群など睡眠の質の悪化に繋がり、寝汗に繋がるのではないかと考えられています。
糖尿病
糖尿病が原因で自律神経のバランスが崩れ、寝汗やホットフラッシュに繋がることがあるとされています。
多汗症
大量に汗をかく多汗症が原因で寝汗をかくことがあります。
公開日:
最終更新日:
医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
(参考文献)
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