関節の腫れと痛みがある場合、考えられる病気には何がありますか?
関節の炎症を引き起こす病気や骨折などの怪我が原因として考えられます。
関節の痛みと腫れでは、関節に炎症を起こすような病気や怪我が考えられます。
関節によっても起こりやすい病気は異なりますが、一般的には関節の炎症や怪我が原因となります。
関節に炎症を起こす病気は様々ですが、以下のような場合が考えられます。
- 関節リウマチ
- 膠原病
- 痛風(による関節炎)
- 偽痛風
- 関節への細菌感染症
炎症のほかにも、怪我では腫れとともに痛みを伴うことが一般的です。骨折や脱臼、捻挫などの可能性があります。
一方で、これ以外の病気ではあまり痛みが目立たない場合があります。軟骨がすり減ってしまう変形性関節症では痛みが目立たない時期があります。
また、稀ではありますが、骨やそのまわりに出来た腫瘍が原因で関節が腫れて見えることもあります。
ゆっくりと増大するタイプでは、あまり痛みが目立たない場合があります。
関節の腫れや痛みが続くようであれば、一度病院を受診して原因をはっきりさせましょう。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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