好酸球性多発血管炎性肉芽腫症の場合、皮膚に症状は出ますか?

はい。皮下出血(あざ)や、傷が広がって皮膚が深いところまで傷ついた状態になることがあります。

解説

好酸球性多発血管炎性肉芽腫症は、特に気管支喘息鼻茸を伴う好酸球性副鼻腔炎などのアレルギーを持っている患者さんにおいて起こる病気で、血管炎(血管の壁が炎症を起こす病気)の一種です。
好酸球性多発血管炎性肉芽腫症の患者さんの体内では、血液を構成する要素である好酸球が異常に増加し、体のさまざまな場所の小さな血管に炎症が起こります。
そのため、皮膚の血管が炎症すると、皮下出血(あざ)や、傷が広がって皮膚が深いところまで傷ついた状態になることがあります。

公開日

最終更新日

亀田総合病院 アレルギー・膠原病内科

小田 修宏 監修

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