好酸球性多発血管炎性肉芽腫症は血管性浮腫と関係がありますか?
いいえ。全く違う病気です。血管性浮腫は急にまぶたや唇がはれる病気です。
好酸球性多発血管炎性肉芽腫症は、血管性浮腫とは異なる病気であり、関連性も認められていません。好酸球性多発血管炎性肉芽腫症と血管性浮腫はそれぞれ以下のような病気です。
好酸球性多発血管炎性肉芽腫症
血管炎(血管の壁が炎症を起こす病気)の一種です。
この病気は、特に気管支喘息や鼻茸を伴う好酸球性副鼻腔炎などのアレルギーを持っている患者さんにおいて起こります。
このような患者さんにおいて、以下のような症状があらわれます。
血管性浮腫
血管性浮腫は、急にまぶた、唇、ほおなどの皮膚や、のど、舌がはれる病気です。赤みやかゆみはなく、はれがひくまでに1~3日ぐらいかかかります。
血管性浮腫の原因は、遺伝的な要因と、それ以外の要因があると考えられており、例えば、解熱消炎鎮痛薬、ペニシリン、降圧薬、経口避妊薬などのお薬によって引き起こされることがあります。
公開日:
最終更新日:
亀田総合病院 アレルギー・膠原病内科
小田 修宏 監修
(参考文献)
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好酸球性多発血管炎性肉芽腫症
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