好酸球性多発血管炎性肉芽腫症が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?また、病院を受診する目安はありますか?
喘息や副鼻腔炎の治療をしていて発熱や体重が減っている場合、呼吸器内科や耳鼻科を受診しましょう。
好酸球性多発血管炎性肉芽腫症は、特に気管支喘息や鼻茸を伴う好酸球性副鼻腔炎などのアレルギーを持っている患者さんにおいて起こります。
このような患者さんにおいて、血液を構成する要素である好酸球が異常に増加し、体のさまざまな場所の小さな血管に炎症が起こることで、血管の炎症に関連する症状があらわれます。
以下のような血管の炎症に関連する症状が生じている場合には、好酸球性多発血管炎性肉芽腫症が疑われますので、リウマチ科などの専門的な医療機関を受診してください。喘息や副鼻腔炎の治療をしている方で、発熱や体重の減少などがあれば、まずは呼吸器内科や耳鼻科の主治医に相談するのもよいでしょう。
ただし、いずれも好酸球性多発血管炎性肉芽腫症以外の病気でも見られる症状ですので、医師による専門的な診察を受けてください。
亀田総合病院 アレルギー・膠原病内科
小田 修宏 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
好酸球性多発血管炎性肉芽腫症
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ