好酸球性多発血管炎性肉芽腫症が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?また、病院を受診する目安はありますか?
喘息や副鼻腔炎の治療をしていて発熱や体重が減っている場合、呼吸器内科や耳鼻科を受診しましょう。
好酸球性多発血管炎性肉芽腫症は、特に気管支喘息や鼻茸を伴う好酸球性副鼻腔炎などのアレルギーを持っている患者さんにおいて起こります。
このような患者さんにおいて、血液を構成する要素である好酸球が異常に増加し、体のさまざまな場所の小さな血管に炎症が起こることで、血管の炎症に関連する症状があらわれます。
以下のような血管の炎症に関連する症状が生じている場合には、好酸球性多発血管炎性肉芽腫症が疑われますので、リウマチ科などの専門的な医療機関を受診してください。喘息や副鼻腔炎の治療をしている方で、発熱や体重の減少などがあれば、まずは呼吸器内科や耳鼻科の主治医に相談するのもよいでしょう。
ただし、いずれも好酸球性多発血管炎性肉芽腫症以外の病気でも見られる症状ですので、医師による専門的な診察を受けてください。
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最終更新日:
亀田総合病院 アレルギー・膠原病内科
小田 修宏 監修
(参考文献)
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好酸球性多発血管炎性肉芽腫症
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