扁桃炎・急性扁桃炎と下痢が併発することはありますか?
扁桃炎の治療で抗菌薬を内服している場合は、薬の副作用で下痢となることがあります。
扁桃炎と下痢を同時に発症している場合、薬の副作用またはウイルス感染が主な原因として考えられます。
薬の副作用
細菌感染による扁桃炎では、抗菌薬を用いた治療が行われます。
抗菌薬は腸内の細菌バランスに影響を与えるため、下痢の副作用が現れることがあります。
この副作用を抑えるために整腸剤を併用することもありますが、すべてのケースで下痢が防げるわけではありません。
特に長期間の抗菌薬使用では、腸内環境が乱れやすく、下痢が続くこともあります。
ウイルス感染
ウイルス性扁桃炎では、喉の症状だけでなく全身症状を伴うことが多く、下痢もそのひとつです。
代表的なウイルス感染症と症状
特に、薬の副作用が疑われる場合や、ウイルス感染が重症化する可能性がある場合は、医療機関の受診を検討してください。
また、受診や薬の待ち時間を減らしたい場合は、オンライン診療サービスを利用するのもひとつの選択肢です。医師と気軽に相談し、適切な対応をとることが大切です。
真生会富山病院 耳鼻咽喉科
阿河 光治 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
扁桃炎・急性扁桃炎
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ