急性扁桃炎・咽頭炎
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2024/03/28
あなたの症状と急性扁桃炎・咽頭炎の関連をAIでチェックする
急性扁桃炎・咽頭炎について「ユビー」でわかること
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急性扁桃炎・咽頭炎と特に関連する症状について
次のような症状がある方はご注意ください。
のどの腫れがある
- 自覚した時期
- 3日以内
- 症状の頻度
- 年に数回程度は同じような症状がある
全身が痛む
- 症状の程度
- 違和感がある
- 自覚した時期
- ほぼ毎日同じような症状がある
- 自覚した時期
- 1日以内
急性扁桃炎・咽頭炎とはどんな病気ですか?
「扁桃炎」とは、喉の奥にある扁桃腺という部分が細菌やウイルスに感染して炎症が起こることを言います。のどの違和感から次第にのどの激しい痛みや嚥下痛などがおこります。治療を行うと1週間ほどで治りますが、放置すると扁桃腺に白い斑点状の膿ができることがあります。疑われる場合はすみやかに耳鼻科を受診してください。
急性扁桃炎・咽頭炎の特徴的な症状はなんですか?
次の症状などが特徴として見られます
急性扁桃炎・咽頭炎への対処法は?
水分をしっかりと摂取し、うがいなどのどのケアを行いつつ、しっかり休息しましょう。細菌が原因である場合は、抗菌薬を内服します。扁桃炎を年に4回以上繰り返す場合には手術で扁桃腺をとることもあります。
急性扁桃炎・咽頭炎の専門医がいる近くの病院はありますか?
急性扁桃炎・咽頭炎の専門医がいる病院を見る急性扁桃炎・咽頭炎のQ&A
- A.
薬の調整などの治療方針の変更を行うことがあります。主治医に相談してください。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る医療機関をまだ受診していない場合
医療機関を受診しましょう。まずは発熱の原因を診断し、それに応じた治療を行います。
医療機関を受診し、扁桃炎の診断を受けている場合
扁桃炎の診断がなされていて、治療が始まっている場合でもすぐには熱は下がりません。基本的には医師が指示している再診日の受診で構いません。
しかし、以下のような症状が続く場合には早めに再診しましょう。薬の調整などの治療方針の変更を行うことがあります。扁桃炎やその治療について詳しく知りたい場合は、かかりつけ医に相談しましょう。
受診や薬の待ち時間の負担を減らすために、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを活用するのもひとつの方法です。 - A.
扁桃腺によい食べ物というものはありません。
解説扁桃腺によい食べ物というものはありません。
ただし、扁桃腺は免疫をつかさどる組織ですので、「扁桃腺によい食べ物」というのを「免疫機能を高めたり、炎症を抑える可能性がある食べ物」と解釈してお答えします。免疫力を高める食べ物
亜鉛は免疫細胞の働きをサポートし、扁桃炎の予防や回復を助ける可能性があります。亜鉛を多く含む食べ物は以下の通りです。
- カキ
- 牛肉(赤身)
- カシューナッツ
- 豆腐、納豆
薬で亜鉛を摂取する場合には、過剰摂取による銅の吸収阻害に注意が必要です。
炎症を抑える食べ物
脂質の分類のひとつであるオメガ3脂肪酸には、体の慢性炎症を抑える可能性があります。オメガ3脂肪酸を多く含む食べ物は以下の通りです。
- 青魚(サバ・イワシ・マグロ)
- アマニ油、えごま油
- ナッツ類(アーモンド・くるみ)
扁桃炎やその治療について詳しく知りたい場合は、かかりつけ医に相談しましょう。
受診や薬の待ち時間の負担を減らすために、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを活用するのもひとつの方法です。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る大森 孝一ほか. 今日の耳鼻咽喉科・頭頸部外科治療指針 第4版. 医学書院. 2018
西田 圭吾. ここまで分かった亜鉛の免疫システムにおける役割. 日本衛生学雑誌. 2013, 68, 145-152. - A.
舌の根本や軟口蓋に炎症が及ぶことがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る扁桃炎では、主に口蓋扁桃と呼ばれる扁桃組織に炎症が起き、喉の痛みや発熱が出現します。
口蓋扁桃の周囲には、口蓋垂を含む軟口蓋や舌の根本(舌根)があります。
扁桃炎の炎症が周囲の組織に波及することがあり、扁桃周囲炎という状態となります。
扁桃周囲炎では舌根や口蓋垂を含む扁桃周囲の痛みが現れるほか、以下の症状がみられます。- 開口障害
- 嚥下痛
- こもった声
- 流涎
- 耳の痛み
さらに炎症が進行すると、扁桃周囲に膿がたまる扁桃周囲膿瘍へと移行することがあり、この場合は切開排膿が必要になることがあります。
症状が強い場合や、喉の腫れがひどく息苦しさを感じる場合は、早めに医療機関を受診することが重要です。
扁桃炎やその治療について詳しく知りたい場合は、かかりつけ医に相談しましょう。
受診や薬の待ち時間の負担を減らすために、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを活用するのもひとつの方法です。 - A.
解熱し、喉の痛みが和らいできます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る扁桃炎は発熱や喉の痛みが主な症状です。また、以下のような症状を伴うこともあります。
原因や治療の有無によりますが、扁桃炎は発症から1週間程度で治ることが多いです。
扁桃炎が治りかけの場合には解熱し、喉の痛みや上に挙げた症状が改善してきます。ただし、首のリンパ節の腫れは、喉の炎症が治ってもしばらく残ることもあります。
扁桃炎やその治療について詳しく知りたい場合は、かかりつけ医に相談しましょう。
受診や薬の待ち時間の負担を減らすために、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを活用するのもひとつの方法です。 - A.
原因微生物や治療の有無によって異なります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る発症から1週間以内にピークを迎えることが多いですが、原因微生物や治療の有無によって異なります。
例えば、アデノウイルスによる扁桃炎では発症から2~3日でピークを迎え、1週間程度で症状が改善することが多いですが、EBウイルスによる扁桃炎(伝染性単核球症)では、症状が2~4週間持続することもあります。
また、A群β溶血性連鎖球菌などの細菌による扁桃炎では、抗菌薬を使わずに放置していると、扁桃周囲炎や扁桃周囲膿瘍などに悪化し、症状改善まで数週間かかることもあります。
治療や扁桃炎・急性扁桃炎について詳しく知りたい方は、かかりつけ医に相談しましょう。
また、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。 - A.
薬による症状緩和や加湿などのセルフケアを行います。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る扁桃炎の主症状は発熱と喉の痛みですが、気管支炎の合併などで咳を伴うことがあります。
咳が止まらない場合の対処法は、以下の通りです。薬による症状緩和
扁桃炎に伴う咳は、炎症や気道の過敏性の影響によるものが多いため、以下の薬が使用されることがあります。
- 鎮咳薬(咳止め):デキストロメトルファン(メジコンⓇ )やコデインリン酸塩、ゲーファピキサントクエン酸塩(リフヌアⓇ︎)
- 去痰薬(痰を出しやすくする薬):カルボシステイン(ムコダインⓇ)やアンブロキソール(ムコソルバンⓇ)
セルフケア
薬の使用に加え、自宅でできる対処法も有効です。
- 加湿し、部屋の湿度を50〜60%程度に保つ
- こまめに水分補給をする
- のど飴やはちみつ入りの飲み物を摂取する(※1歳未満の乳児には使用不可)
治療や扁桃炎・急性扁桃炎について詳しく知りたい方は、かかりつけ医に相談しましょう。
また、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。 - A.
扁桃炎を発症しても目立った発熱がみられない場合もあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る扁桃炎を発症しても目立った発熱がみられず、37.5℃未満の場合で推移する場合もあります。
咽頭痛などの症状も、違和感がある程度や軽度のみで、扁桃も大きく腫れず赤みだけで治まることもあります。
しかし、重症化する可能性もありますので、経過には十分注意し、なかなか改善がみられなかったり、症状の悪化がみられる場合には、かかりつけ医など医療機関の受診をご検討ください。
場合によっては、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。 - A.
発熱などの症状が持続する期間は一般的に1週間程度とされますが、改善しない場合は受診をおすすめします。
解説発熱などの症状の持続期間は、一般的には1週間程度とされますが、扁桃炎の原因となっているウイルスや細菌の種類、患者さんの体力や免疫状態などによって異なります。
扁桃炎を起こす主なウイルスでの症状の持続時間は、以下のように考えられています。- アデノウイルス感染症:高熱などの症状が3~7日間続くとされます。
- 伝染性単核球症:発熱などの症状の期間は個人差が大きく数日から2週間程度とされます。
発熱の対処には通常、解熱鎮痛剤が使用されますが、改善しない場合や上がったり下がったりを繰り返す場合には、かかりつけ医など医療機関の受診をご検討ください。
場合によっては、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る南波広行ら. アデノウイルス感染症. 耳展. 2008, 51, 456~461.
日本小児科学会.“「学校、幼稚園、認定こども園、保育所において予防すべき感染症の解説」”..https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/yobo_kansensho_20230531.pdf,(参照 2025-02-18).
厚生労働省.新型コロナウイルス感染症への対応について(高齢者の皆さまへ).厚生労働省,https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/yobou/index_00013.html(参照 2025-02-18) - A.
頭痛に対しては一般的に解熱鎮痛剤が使用されますが、頭痛がひどい場合は受診をおすすめします。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る扁桃炎の際の喉や首、頭の痛みに対しては一般的に解熱鎮痛薬であるロキソプロフェン(ロキソニンⓇ︎)やアセトアミノフェン(カロナールⓇ︎)などが使用されます。
ただし、急性扁桃炎では細菌感染が原因であることが多く、その場合は抗菌薬による治療が必要です。
扁桃炎が疑われるような場合は、近くの耳鼻咽喉科を受診しましょう。小児の場合にはかかりつけの小児科を受診しましょう。
また、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。 - A.
疲労やストレスが溜まり、体の抵抗力や免疫力が低下している時に扁桃炎を発症しやすく、扁桃腺が腫れやすくなります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る個々の要素や周囲の環境要素が組み合わさることで扁桃炎を発症しやすく、扁桃腺が腫れやすくなることがあります。個々の要素には以下のものが含まれます。
- 過度のストレス
- 十分な睡眠を取れていない状態
- 慢性的な疲労
一方、環境要素としては以下が該当します。
- 乾燥した空気環境
- 急激な気温変化
- A.
咳やくしゃみなどの飛沫や手などの接触により人にうつる可能性があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る扁桃炎は感染症であり、ウイルスや細菌が原因となるため、他人にうつる可能性があります。特に咳やくしゃみ、手からの接触などを通じて病原体が広がります。そのため、感染予防として手洗いやマスクの着用、うつさないように注意することが大切です。
- A.
扁桃炎は喉の違和感から始まります。風邪による喉の痛みに似ていることがあります。
- A.
溶連菌やアデノウイルスなどの細菌やウイルスなどが原因として考えられます。症状は発熱や喉の痛みなどがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る扁桃炎は細菌やウイルスによって引き起こされます。原因となる細菌やウイルスは以下の通りです。
細菌
- 溶連菌
- 肺炎球菌
- 黄色ブドウ球菌
- インフルエンザ菌など
ウイルス
- アデノウイルス
- RSウイルス
- インフルエンザウイルス
- EBウイルスなど
扁桃の炎症により以下のような症状が引き起こされます。
- 発熱
- 喉の痛み
- 体のだるさ
- 頭痛
- 関節痛
- 耳の痛み
- 飲み込みにくさ
- 首のリンパ節の腫れ
- A.
主な症状は発熱と喉の痛みです。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る急性扁桃炎は、細菌やウイルスが原因で扁桃に炎症が起こる病気です。引き起こされる主な症状は発熱と喉の痛みです。他にも以下のような症状を伴うことがあります。
- 体のだるさ
- 頭痛
- 関節痛
- 耳の痛み
- 飲み込みにくさ
- 首のリンパ節の腫れ
急性扁桃炎・咽頭炎について、医師からのよくある質問
- のどの痛みはありますか?
- 体温は37.5℃以上ですか?
- 食べ物を飲み込みにくいと感じますか?
- 体のだるさはありますか?
- 首の前の部分を押したときに痛みを感じますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 耳鼻咽喉科