扁桃炎・急性扁桃炎のウイルス性と細菌性の違いを教えてください。
ウイルス性では対症療法となることが多いですが、細菌性では抗菌薬加療が治療の中心となります。
扁桃炎の原因には、主に細菌が原因の場合とウイルスが原因の場合があります。
扁桃炎の原因となる細菌
など。
扁桃炎の原因となるウイルス
- アデノウイルス
- EBウイルス
- サイトメガロウイルス
など。
細菌性とウイルス性の違い
喉の症状だけでは細菌性とウイルス性を見分けることは難しいです。患者さんの年齢やその地域の感染症の流行状況、喉以外の症状(目の充血や腹部症状など)を参考にして、抗原検査や採血を行い診断します。
ウイルス性ではロキソプロフェン(ロキソニンⓇ︎)やアセトアミノフェン(カロナールⓇ︎)といった解熱鎮痛薬などを用いた対症療法を行いますが、細菌性ではアモキシシリン(サワシリンⓇ︎、ワイドシリンⓇ︎)などの抗菌薬を用いて治療します。
気になる症状がある場合には、かかりつけ医など医療機関の受診をご検討ください。
場合によっては、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。
真生会富山病院 耳鼻咽喉科
阿河 光治 監修
(参考文献)
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