メラノーマの原因は何がありますか?
原因は不明とされていますが、外部刺激や紫外線が原因となる場合があるとされています。
「メラノーマ」の原因として、以下のようなものが考えられます。
紫外線
間欠的・大量の紫外線暴露がメラノーマ発症のリスクになると考えられています。日焼け回数と発症リスクに関係があるという報告もあります。
物理的な刺激
荷重ストレスなどが関係していると考えられています。
免疫力低下
エイズや血液系のがんによって免疫力が低下している方や、臓器移植に際して免疫抑制剤を使用している方は、メラノーマ発症リスクが高いと報告されています。また、これらのリスクを抱える患者さんに発症したメラノーマは、予後が悪いという報告もあります。
先天性色素性母斑(生まれつきのホクロ)
ホクロには、生まれつきあるものと、成長とともに新しくできるものがあります。生まれつきあるホクロは、メラノーマ発症のリスクになると考えられています。特に、成人時点で長径が20cm以上になると予想される、先天性巨大色素細胞母斑は、メラノーマの発症のリスクが高いと報告されています。欧米での研究では、新しくできたホクロの個数とメラノーマの発症との関係が指摘されていますが、日本人において、これらの関係を示す十分な研究結果は得られていません。
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最終更新日:
東京医科歯科大学病院 がんゲノム診療科 特任助教
石橋 直弥 監修
(参考文献)
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「メラノーマ」とはどのような病気ですか?
皮膚がんの一種で、皮膚の色素に関係するメラノサイトという細胞ががん化して起こる病気です。
メラノーマではどのような症状がありますか?
ホクロに似たシミのようなものができ、進行すると色、形、大きさが変化したり、皮膚がえぐれることがあります。
メラノーマには初期症状はありますか?
ホクロに似たシミのようなものができます。
メラノーマの場合、主にどのような治療をしますか?
基本的には外科的切除を行います。転移などがある場合は、薬剤治療を行うことがあります。
メラノーマが疑われる場合、何科を受診したらよいですか?
皮膚科を受診してください。
メラノーマのセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
メラノーマは主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
免疫チェックポイント阻害薬や分子標的薬を使うことがあります。消化器系をはじめ、さまざまな副作用があります。
メラノーマで薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
別の薬剤を使った治療を行います。放射線治療を行うこともあります。
メラノーマの場合、日常生活で気を付けることはありますか?
ほくろと見分けがつきにくいので、ほくろの様子に変化がないか、定期的にチェックするようにしましょう。
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