尿毒症の末期では、どのような症状が現れますか?
尿毒症は腎不全の末期症状であり、進行すると心不全や肺水腫、意識障害が強くなることがあります。
尿毒症は、透析や移植が必要となるくらいの腎機能の低下によって起こります。つまり尿毒症が出ている時点で末期です。
尿毒症の症状は多彩ですが、主に以下のような症状があげられます。
尿毒症は腎不全に伴って起こりますので、 尿毒症が起こるときには身体の水分も過剰となり、
なども同時に起こってきます。
初期でも末期でも、これらの症状の出方は、人によって異なります。しかし末期では神経症状が強く出るような印象です。また、体液過剰となるため肺水腫による呼吸困難やむくみが強くなります。
そういった症状が強くなる前に、 尿毒症が出現し始めた時点で、 透析が開始されることがほとんどです。
しかし、保存的腎臓療法(CKM)など、 透析を選択せず自然な経過で看取る場合には、 麻薬などを使って呼吸の苦しさを軽減するなどの対症療法を行います。
虎の門病院分院 腎臓内科
大庭 悠貴 監修
(参考文献)
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