急性心不全
「急性心不全」とは心臓の働きが悪くなり全身に血液を送れない、むくみや呼吸困難感を起こす病気です。心臓が原因の場合や、高血圧などが引き金となる場合があります。治療は原因により異なり、利尿剤や血管拡張剤、カテーテルを血管に入れるなどします。疑われる場合、速やかに循環器科を受診してください。
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
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「急性心不全」とはどのような病気ですか?
心臓の機能が障害を受け、心臓から全身へ血液をうまく送れなくなる病気です。
急性心不全が原因で突然死に至ることはありますか?
あります。急激に心臓の働きが悪くなる病気のため突然死を引き起こします。
急性心不全を予防することはできますか?
心不全を悪化させないよう減塩、規則正しい生活、原疾患(おおもとの病気のこと)の治療で予防ができます。
急性心不全は死因となりますか?
突然の循環・呼吸障害を引き起こし、なくなってしまうこともあります。
急性心不全になってしまった場合、生存率はどのくらいですか?
治療成績は改善傾向にあり、入院中の死亡率は8%程度です。ただし、危険な病気であることに変わりありません。
急性心不全は10代や20代など若い人でも起きますか?
はい。高齢者の方が多いですが、原因となる病気によっては若い方でも急性心不全を起こす可能性はあります。
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