尖圭コンジローマ
「尖圭コンジローマ」とは、ヒトパピローマウイルス6型や11型への感染が原因で発症する性感染症の一つです。男女ともに性器やその周りに淡紅色〜褐色の特徴的なカリフラワー状のイボができます。発症初期は痛みやかゆみが乏しく、気が付きにくいです。症状が疑われる場合は、男性なら泌尿器科や皮膚科、女性なら産婦人科や皮膚科を受診しましょう。
東京大学大学院医学系研究科 泌尿器外科学 泌尿器科
秋元 隆宏 監修
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性行為によってヒトパピローマウイルス(HPV)の一種に感染することで発症する性感染症です。
ピンク色や褐色で、鶏冠状やカリフラワー状など、皮膚から突出するような特徴的な形状をしています。
ストレスがかかることで、免疫力が低下すると症状が出やすくなります。
一生治らないわけではありませんが、一度治っても、免疫力が下がると再発することがあります。
男女それぞれのイメージ画像がありますのでご参照ください。
梅毒やがん、その他の皮膚の病気が挙げられます。
尖圭コンジローマが好発する部位に特徴的な形のイボがあるか確認し、疑わしい場合は追加検査で見分けます。
個人差はありますが、感染した方との性行為を介して約70%以上の高確率で感染します。
性行為などで感染してから約3週間〜8ヶ月(平均約2.8ヶ月)と報告されています。
尖圭コンジローマの感染経路は主に性行為による接触感染です。まれに出産時の母子感染があります。
母親からその赤ちゃんに感染する「母子感染」で感染が起こることなどがまれにあります。
尖圭コンジローマの進行スピードには個人差がありますが、月単位で変化が見られます。
症状について
性行為を介してヒトパピローマウイルス(HPV)の一種に感染することが原因です。男女ともに性器やその周辺部に特徴的な形状のできものができます。
性器やその周辺部にできものができ、外陰部の違和感が見られることもあります。
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
女性が感染すると、性器やその周辺、口腔内、唇周辺などにイボが現れます。
男性が感染すると、性器やその周辺、口腔内、唇周辺などにイボが現れます。
性行為によって、ヒトパピローマウイルス(HPV)の一種に感染することが原因です。
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