尖圭コンジローマはどれくらいのスピードで増えますか?
尖圭コンジローマの進行スピードには個人差がありますが、月単位で変化が見られます。
尖圭コンジローマが感染してからイボができるまでの潜伏期間は、約3週間〜8ヶ月 (平均約2.8ヶ月)とかなりばらつきがあるように、発症や進行のスピードには個人差があります。
特に、免疫力や年齢、他のウイルスの同時感染(HPV16型や18型などの発がんリスクの高いウイルスなど)、HPVワクチン接種の有無などに影響されます。尖圭コンジローマを放置しているとイボの数や場所が徐々に増える可能性がほとんどですが、約30%は4ヶ月以内に小さくなることもあります。
ただし、再発することが多く、一度尖圭コンジローマを治療しても、免疫力の低下やパートナーからの再感染などによって3ヶ月程度で再発することもあります。
一般的に早期の段階では痛みやかゆみなどの自覚症状は少ないですが、徐々にイボが大きくなることもあるので、不快感や精神的なストレスが強い病気です。さまざまな治療法がありますので、もし気になる症状がある場合は、我慢せずに早めに皮膚科や泌尿器科、産婦人科を受診しましょう。
東京大学大学院医学系研究科 泌尿器外科学 泌尿器科
秋元 隆宏 監修
(参考文献)
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