高血圧緊急症

突然の激しい痛みや息苦しさ、意識の異常など、重い症状が現れたら、すぐに救急外来の受診か救急車要請が必要です。

命に関わる緊急事態なので、迷わず救急車を呼び、専門的病院へ搬送してもらいましょう。

血圧が急激に異常に高くなり、脳や心臓など重要な臓器に重い障害が起こる危険な状態です。

精神的なストレスやパニック発作などによる血圧上昇は、高血圧緊急症に似た状態を引き起こす可能性があります。

もともとの高血圧に、降圧薬の中断、ストレス、塩分の摂りすぎなどの急な要因が重なって起こります。

激しい頭痛や胸の痛み、急な息切れなど、大切な臓器に障害が起こったサインとなる症状が出ます。

激しい頭痛や胸の痛みなど、血圧が高いときに急な症状がないか確認しましょう。

血圧の急激な上昇により、脳や心臓、大動脈など大切な臓器に、命に関わる急な重い症状が出ます。

入院期間は病状や合併症の有無で異なり、集中治療室で数日から1週間、一般病棟と合わせて全体で2〜4週間程度となることが多いです。

入院して点滴で薬剤の投与を行い、血圧と脈拍を下げて臓器の障害を防ぎます。

入院治療後も血圧の厳重な管理が重要であり、禁煙、塩分制限、激しい運動や急激な温度変化を避けることが大切です。