拘束性換気障害

肺の拡張が制限され、全肺気量が減少する呼吸器疾患群です。

肺組織の炎症や線維化（内因性）や、胸郭や腹部の異常による圧迫（外因性）などがあります。

肺活量は減少します。パーセント肺活量が80％前後になると日常生活に影響が出始めます。

1回換気量の減少、呼吸数の増加、呼吸困難、低酸素血症などが起こりやすいです。

労作時の息切れが見られることがあります。

解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。

呼吸理学療法（リハビリテーション）を行います。

息切れによる不活動を防ぎ、体重や姿勢を適切に保ち、効率的な呼吸と排痰を心がけましょう。

呼吸法指導、胸郭可動性改善、呼吸筋強化、排痰法指導が中心となる呼吸理学療法が行われます。

呼吸器内科を受診しましょう。

中等度以上の運動で息切れを感じるなど、日常生活に影響が出始めたら受診を検討しましょう。