拘束性換気障害ではどのような症状がありますか?
1回換気量の減少、呼吸数の増加、呼吸困難、低酸素血症などが起こりやすいです。
拘束性換気障害では、次のような症状や状態が見られます。
- 息切れ(呼吸困難):特にパーセント肺活量が80%前後になると、中等度以上の運動を伴う日常生活に影響が出始めます。息切れの程度は、評価の目安にもなります。
- 呼吸補助筋の使用:胸鎖乳突筋や斜角筋などの呼吸補助筋を多く使用している場合、酸素が足りない状態にあると考えられます。
- 脈拍数の増加:肺活量が減少した状態を補うために脈拍数が増加します。
- 痛み:拘束性換気障害の原因が、胸膜炎や胸膜の癒着である場合、痛みを伴うことがあります。
- 心不全の症状:重度になると心臓の右側(右室)に負担がかかる右室不全となり、息切れに加えて、頸静脈(首の静脈)の怒張、手足のむくみ(末梢の浮腫)、腹部膨満などの心不全症状が現れることがあります。


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京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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