肺機能検査はどのくらいの数値から治療が必要になりますか?
肺機能検査での数値のみでは治療の有無は判断されず、他の結果も併せて総合的に判断されます。
肺機能検査での数値のみでは治療の有無は判断されず、他の結果も併せて総合的に判断されます。
健康診断における肺機能検査では、主に「%肺活量」と「1秒率」という2つの数値を評価します。
- %肺活量:年齢や性別、身長から予測される肺活量に対して、実際の肺活量が何%かを示します。一般的に80%以上が正常範囲とされ、79.9%以下の場合は間質性肺炎や肺線維症などの病気が疑われます。
- 1秒率:最大限に吸い込んだ空気を一気に吐き出したときに、最初の1秒間で吐き出せる空気の割合を示します。70%以上が基準範囲とされ、69.9%以下の場合は慢性気管支炎や肺気腫といった慢性閉塞性肺疾患の可能性があります。
これらの結果を踏まえて、医師の判断のもとで治療が行われます。
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
健康診断・人間ドック
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ