肺機能検査で何がわかりますか?
肺がどれだけ空気を吸い込んだり吐き出したりできるか、勢いよく息を吐き出せるか、などを調べられます。
肺機能検査では、肺がどれだけ空気を吸い込んだり吐き出したりできるか(肺活量)、どれだけ勢いよく息を吐き出せるか(1秒率)、などを調べられます。
肺活量が基準範囲より低い場合は肺の膨らみが悪くなっていると考えられ、間質性肺炎や肺線維症などの拘束性換気障害が疑われます。
一方、1秒率が基準範囲より低い場合は気道が狭くなっていると考えられ、COPDなどの閉塞性換気障害が疑われます。
どちらも基準範囲より低い場合は、混合性換気障害が疑われます。
肺機能検査で正確な結果を得るためには、検査を受ける側が正しい方法で行う必要があります。スタッフの指示に従って検査を受けましょう。
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
(参考文献)
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