肺機能検査の基準値はどのくらいですか？
％肺活量は80％以上、1秒率は70％以上です。
健康診断における肺機能検査では、主に「％肺活量」と「1秒率」という2つの数値を評価します。それぞれの基準範囲は、以下の通りです。
％肺活量
年齢や性別、身長から予測される肺活量に対して、実際の肺活量が何％かを示します。一般的に80％以上が正常範囲とされ、79.9％以下の場合は間質性肺炎や肺線維症などの病気が疑われます。
1秒率
最大限に吸い込んだ空気を一気に吐き出したとき、最初の1秒間に吐き出せる割合を示します。70％以上が基準範囲とされ、69.9％以下の場合は慢性気管支炎や肺気腫といった慢性閉塞性肺疾患の可能性があります。
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
(参考文献)
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