聴力検査で4000hzが聞こえない場合、主にどのような治療をしますか?
治療法は原因によって異なります。
治療法は原因によって異なり、音の高さに関係なく服薬や外科的処置、補聴器の使用による対症療法などが考えられます。
騒音性難聴の場合は、防音イヤーマフの着用や騒音環境の改善が基本です。進行防止のため、ビタミンB12製剤や血流改善薬が処方される場合もあります。
加齢性難聴では、補聴器による聴覚の補助が検討されます。一般的に、高音ほど加齢で聞き取りにくくなるとわかっています。
中耳炎の場合は抗菌薬の内服や鼓膜の切開といった処置、突発性難聴が疑われる場合は、ステロイド剤の点滴や内服治療を早期に開始します。
メニエール病など内耳疾患が原因の場合は、利尿薬や抗めまい薬を併用します。
放置すると聴力が失われる可能性もありますので、早めに受診して適切な治療を受けましょう。
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
(参考文献)
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