1歳半健診はどのくらいの数値から治療が必要になりますか?
1歳半健診では、数値だけで治療の必要性を判断するのではなく、発達や健康状態を総合的に評価します。
1歳半健診では、特定の数値だけで治療の必要性を判断するのではなく、子どもの発達や健康状態を総合的に評価します。また、日常生活の様子も聞き取って参考情報とします。
例えば、身体測定では成長曲線と比較して、著しい低体重や肥満傾向がある場合は、栄養指導や医療機関の受診が提案されます。発達面では、つかまり立ちや意味のある単語の使用など月齢に応じた項目をチェックし、明らかな遅れや異常が認められる場合に専門機関を紹介します。歯科検診では、前歯のう蝕(むし歯)が複数ある場合や授乳習慣に問題がないかチェックしています。
医療機関の受診や発達支援、療育を提案されることもありますが、健診で異常がなくても、保護者が育児に強い不安を感じている場合、継続的に相談に乗ってもらえる体制があります。
なお、正式名称は「1歳6ヶ月児健康診査」です。
国立国際医療研究センター国際医療協力局 小児科
井上 信明 監修
(参考文献)
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