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アトーゼットHD服用後に肝機能悪化と神経痛・筋肉痛が発生。自己免疫性肝炎の可能性は?
匿名さんの相談
60代 / 女性
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この相談に回答した医師
ユビー医師チーム
お辛い中、ご相談いただき誠にありがとうございます。
高脂血症の治療薬アトーゼットHDを服用後に肝機能の数値が悪化し、神経痛や筋肉痛がひどくなったとのことですね。
肝臓の数値が上がった原因は、正確には経過を追う必要があります
まず、アトーゼットHDは副作用の頻度は不明ですが、横紋筋融解症と呼ばれる筋肉痛に似た症状を起こすことがあります。また、肝臓に負担をかけることがあるため、肝機能の数値が悪化することがあります。医師が薬剤性ではないと判断したようですので、薬による影響の可能性は低いのかもしれませんが、他の可能性をすべて否定する、あるいは経過を追わないとはっきりしてこないこともあるので注意が必要です。
自己免疫性肝炎とは
自己免疫性肝炎について 自己免疫性肝炎は、免疫系が自分の肝臓を攻撃することで炎症を引き起こす病気です。この病気は50-60代の女性で発症することが多く、抗核抗体が陽性になることがあります。発症時は自覚症状がないことがほとんどですが、だるさや疲れやすさを感じたり、重症な状態で発症する場合は、黄疸などが出てくることもあります。
抗核抗体は他にもさまざまな病気で陽性になることが多いので、この検査と肝機能障害だけで診断されることはありません。 自己免疫性肝炎の診断には、抗核抗体、肝機能を表す項目を含めた血液検査や画像検査、肝生検(肝臓の組織を採取して調べる検査)などが必要です。これにより、肝臓の炎症の程度や原因を詳しく調べることができます。 肝臓の数値が悪くなった場合、短期間の診察では原因がわからない場合もあり、経過を追っていく必要があります。抗核抗体を検査してるので、おそらく今後もフォローの予定かと思われますが、気にされている自己免疫性肝炎の疑いがあるか、ということも受診した医療機関の医師に尋ねるといいでしょう。その可能性も含めて今後の検査や治療を検討していくと考えられます。
ほかにも気になることがございましたら、いつでもご相談ください。
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