膣のヒリヒリ感と膀胱炎、排卵期の症状について相談したいです。

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40代女性のご相談

排卵期になると膣に灼熱感や腫れぼったさを感じることがあり、非常に困っています。同時に膀胱炎にもなりやすく、抗生剤で治療を受けていますが、膣の症状は改善されません。婦人科でカンジダではないと言われましたが、不快感が続き、寒気を感じることもあります。 治療中の病気は特にありませんが、膣の症状が良くならず、日常生活に支障をきたしています。どのように対処すれば良いのか、また他に考えられる原因や治療法があるのか、アドバイスをいただけると助かります。どうかよろしくお願いいたします。
医師の回答

ご相談いただきありがとうございます。排卵期に腟の灼熱感や腫れ、膀胱炎のような症状が出ているとのこと、大変お困りのことと思います。婦人科でカンジダ症ではないと診断されたということですが、他にも考えられる原因がありますので、一緒に見ていきましょう。

まず、排卵時に出血があると、お腹の中に血液が溜まってしまい、腹痛や吐き気、微熱などの症状が出ることがあります。これが膀胱を刺激して、膀胱炎のような症状を引き起こすこともあります。もしこの可能性がある場合、低用量ピルで排卵を抑えることが一般的な対処法です。

次に、月経前症候群(PMS)も考えられます。ホルモンバランスの乱れで腟の粘膜が敏感になり、炎症を起こしやすくなることがあります。この場合も、低用量ピルや漢方薬が役立つことがあります。

性感染症も可能性の一つです。症状がないことも多いですが、腟の炎症や膀胱炎のような症状を引き起こすことがあります。カンジダではないとのことですが、他の性感染症の検査も受けてみると安心です。

また、間質性膀胱炎という、細菌感染がないのに膀胱炎のような症状が出ることもあります。原因ははっきりしていませんが、膀胱の炎症や神経の問題が関係していると考えられています。

他にも、皮膚の炎症やホルモンの影響で腟の粘膜が薄くなることが原因で、症状が出ることもあります。ストレスや生活習慣も影響することがありますので、心当たりがあれば見直してみてください。

【今後のアドバイス】

まずは婦人科で詳しい検査を受けてみることをお勧めします。特に排卵時出血は、早めの診断が重要です。また、間質性膀胱炎の可能性も考慮して、泌尿器科の受診も検討してみてください。

薬の影響も考えられますので、現在服用中の薬についても医師に相談してみましょう。生活習慣の見直しも大切です。規則正しい生活やバランスの取れた食事、十分な睡眠を心がけて、ストレスを減らすように努めてください。

腟の灼熱感や腫れ、膀胱炎のような症状は様々な原因が考えられます。まずは婦人科での検査を受け、必要に応じて泌尿器科も受診してみてください。生活習慣の改善も症状の軽減に役立つことがありますので、ぜひ試してみてくださいね。どうぞお大事になさってください。

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