心不全末期と診断されています。治療や手術の可能性について相談させてください。
60代・男性のご相談
父が心不全の末期と診断され、入院しています。医師からは、これ以上の改善は難しいと説明を受け、終末期のケアについても話がありました。現在、酸素を使用し、点滴治療を受けています。先日、CVを自己抜去したため、右手にピックを入れました。食事は摂取でき、意識もあり、受け答えも可能です。
家族としては、少しでも状態が良くなることを願っています。手術などで改善の可能性があるならば、ぜひ検討したいと考えています。糖尿病の既往がありますが、何とか助けてあげたいと毎日願っています。
どのように対処すれば良いのか、アドバイスをいただけると助かります。よろしくお願いします。
ご相談いただきありがとうございます。お父様のこと、本当に心配ですね。心不全の末期と診断されて入院中とのこと、お辛いお気持ちをお察しします。ご家族としては、少しでも良くなってほしいと願うのは当然のことです。
【現在の状況について】
お父様の現在の治療状況や主治医から末期と告げられているとのことから、非常に厳しい状況かと思います。
【手術の可能性について】
今の状況では、手術の選択肢が限られているかもしれません。例えば冠動脈に問題がある場合、カテーテル治療やバイパス手術が考えられることもありますが、現在の状態では難しいかもしれません。また、心臓の動きによっては、ペースメーカーを使った治療が適応になることもあります。心臓移植は難しいですが、人工心臓の装着が可能かどうかも検討されるかもしれません。ただし、これには多くの条件があり、ご家族の負担も大きくなることが予想されます。
【まとめ】
お父様の現在の状況は非常に大変なものと思われます。手術の可能性については、主治医とよく相談してみてください。また、他の医師の意見を聞くセカンドオピニオンも、状況を改善するための一つの方法です。お父様のためにできることを一緒に考えていきましょう。どうかお力を落とさず、頑張ってくださいね。
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