マイコプラズマ肺炎と喘息の小6男子について、今後の見立てを教えてください。
10代・男性のご相談
お子さんの発熱と嘔吐、心配ですよね。お気持ちお察しします。マイコプラズマ肺炎と診断され、薬を変えながら治療中とのことですが、一度熱が下がったのにまた発熱して嘔吐もあると、不安が大きいですよね。
【今後の見通しについて】
「これからどうなるのか知りたい」とのことですね。マイコプラズマ肺炎は、薬が効けばよくなることが多いですが、時には治療がうまくいかないことや、他の問題が起こることもあります。現在の症状から考えられる原因や今後の見通しについてお話ししますね。
【考えられる原因】
1. 治療が効かない場合
マイコプラズマ肺炎には通常、特定の抗菌薬が使われますが、最近は効かない菌も増えてきています。薬を変えても症状がよくならない場合は、他の薬を試すことも考えられます。
2. 薬の副作用
2つめの抗菌薬を飲んだあとの嘔吐は、薬の副作用かもしれません。
3. 他の感染症の可能性
マイコプラズマ肺炎に加えて、他のウイルスや細菌に感染している可能性もあります。
4. 喘息の悪化
マイコプラズマ肺炎が、喘息の症状を悪化させることがあります。
5. 胃腸炎
発熱や嘔吐を伴う胃腸炎が一緒に起こっているかもしれません。
【次に取るべき行動】
1. 病院を受診する
発熱と嘔吐が続いているので、早めに病院で診てもらいましょう。
2. 検査を受ける
必要に応じて血液検査やレントゲンを受け、原因を特定します。
3. 薬の調整
薬の副作用が疑われる場合は、医師に相談して薬を調整してもらいましょう。
4. 自宅でのケア
水分をこまめに摂って脱水を防ぎ、消化によいものを少しずつ食べて胃腸への負担を減らしましょう。安静にして体力を回復させることも大切です。
【受診の目安と重要性】
発熱や嘔吐が続く場合は、早めに病院を受診することが大切です。特に、呼吸が苦しそうだったり、意識がぼんやりしているような場合は、すぐに救急車を呼ぶことも考えてください。
【まとめ】
お子さんの症状は、いくつかの原因が考えられます。早めに病院で診てもらい、適切な検査と治療を受けることが大切です。何か不明な点があれば、遠慮なくご相談くださいね。どうぞお大事にしてください。
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