肛門が熱い
という症状の原因と、関連する病気をAIで無料チェック
更新日:2024/11/08
「肛門が熱い」がどの病気に関連するかAIでチェックする
肛門が熱いという症状について「ユビー」でわかること
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「肛門が熱い」はどんな症状ですか?
肛門が熱いとは
「肛門が熱い」に関連する症状はありますか?
「肛門が熱い」のQ&A
- A.
下痢が治ると痛みも和らぐので、様子を見ましょう。下痢が治っても痛みが続く場合やおしりの穴が熱っぽい、腫れているなど他の症状がある場合は感染している可能性もあるため早めに受診しましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る頻回に下痢があることで肛門が擦れて痛みが出ている場合が多いです。
痛みに対しては、おしりを拭くときはなるべく擦らず優しく拭き取る、弱めのウォッシュレットを使うなど刺激を少なくして清潔に保つことが大切です。あるいはおしりを温めて血行を良くすることも有効です。
下痢が治れば痛みも自然に改善しますが、下痢と肛門の膿を引き起こす感染症や腸炎の可能性もあります。
下痢が治らない、もしくは発熱やおしりの腫れ・熱感などがある場合は受診しましょう。 - A.
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るおしりの穴が痛むことの他にどんな症状があるかで疑われる病気が変わってきます。
- 発熱している、膿や粘液がおしりから出てくる:肛門周囲膿瘍、痔瘻など
- お尻をふくと血がつく、排便時に痛みがある:切れ痔
- お尻の穴にできものがある、できものが穴から出たり入ったりする:痔核
などが代表的です。
気になる症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。 - A.
おしりの穴(肛門)や、その周囲に痛みを感じる症状です。
- A.
肛門科や消化器内科を受診しましょう。
解説おしりの穴の痛みが続く場合、裂肛(切れ痔)や外痔核(いぼ痔)、痔瘻(じろう)や肛門周囲膿瘍などの肛門の病気や、直腸の炎症、がんなどの病気がかくれていることがあります。
そのため、痛みが続く場合は放置せずに、肛門科や消化器内科を受診しましょう。
特に、次の症状がある場合は、早めの受診が望ましいです。- 激しい痛みがある
- 痛みが長引いている
- 肛門付近が腫れている
- 出血している
- 膿や粘液のようなものが出ている
- 発熱している
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るBenign Anorectal Conditions: Evaluation and Management. Am Fam Physician. 2020 Jan 1;101(1):24-33.
- A.
痛みがひどい場合や長引く場合、腫れている場合は肛門科や消化器内科を受診しましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る肛門自体の病気や大腸の病気の可能性があるので、肛門科、消化器内科への受診をお勧めします。
痛みがひどいあるいは長引くときや、痛み以外にもおしりが腫れている、出血や膿・粘液のようなものが出ている、発熱があるといった他の症状があるときは早めの受診が望ましいです。 - A.
切れ痔やいぼ痔の場合は市販の軟膏や座薬で初期対応ができます。痛みが続く場合は病院を受診しましょう。
解説裂肛(切れ痔)や外痔核(いぼ痔)が原因でおしりの穴に痛みが出ることがあります。これらの病気が原因でおしりの穴が痛む場合は、市販の軟膏や座薬で初期対応をすることができます。
ただし、痛みが改善しない場合は、専門的治療が必要である可能性や、痔ろうや肛門周囲膿瘍、特発性肛門痛、がんなど他の病気である可能性があります。
おしりの穴の痛みを放置することでこれらの病気が悪化する可能性がありますので、肛門科や消化器内科を受診しましょう。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るBenign Anorectal Conditions: Evaluation and Management. Am Fam Physician. 2020 Jan 1;101(1):24-33.
- A.
強くいきんだり、長時間座ったりすることを避け、肛門に負担をかけないようにしましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る頻度として多いのは切れ痔による傷の痛みなので、傷ができないように便秘や硬い便を回避することが効果的です。なるべく柔らかい便が出るように、食物繊維や水分を意識して摂取したり、便秘の薬を使用したりすることも有用です。
また、強くいきむことや長く座ることは肛門に負担をかける場合があるので、できるだけ避けた方がよいでしょう。座るときに円座クッションなどを使うことも痛みの予防に有効です。
切れ痔以外の原因の場合は、その原因に沿った治療が必要なので、医療機関でしっかり治療を受けましょう。 - A.
ストレスが原因でおしりの穴が痛くなる可能性はあります。
解説おしりの穴が痛む原因として、裂肛(切れ痔)や外痔核(いぼ痔)、痔瘻(じろう)、特発性肛門痛などの病気が考えられます。
特に切れ痔やいぼ痔では、ストレスによって排便時に強くいきんだり、ストレスによる食生活の乱れや運動不足が原因で痔が悪化して、おしりの穴に痛みが出る可能性があります。
また、特発性肛門痛の患者さんは、うつ病や不安などの精神的不調を抱えていることが多く、ストレスが原因で精神状態や痛みが悪化する可能性があります。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るA. Muthyala, et al. Neurogastroenterol Motil. 2019, 31(7), e13618.
The Clinical Characteristics of Patients with Chronic Idiopathic Anal Pain. Open Med (Wars). 2017; 12: 92–98. - A.
特発性肛門痛(明らかな原因が認められない肛門痛)や、生理後の痛みの場合は子宮内膜症などが考えられます。
解説特発性肛門痛とは、明らかな原因となる病気がないのにもかかわらず、お尻の穴の奥が痛くなる症状のことです。安静時や夜間に痛みを感じやすく、温めると痛みが和らぐと言われています。他の病気をすべて否定した後に診断されます。
子宮内膜症で痛くなる場合は、いつも生理周期の同じタイミングで痛くなるなどの特徴があります。
痛みの感じ方はそれぞれなので、子宮内膜症以外の病気の可能性もあります。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るMao W et al. The Clinical Characteristics of Patients with Chronic Idiopathic Anal Pain. Open Med (Wars). 2017, 12, p.92-98.
Bharucha AE et al. Anorectal and Pelvic Pain. Mayo Clin Proc. 2016, 91, p.1471-1486. - A.
裂肛(切れ痔)や外痔核(いぼ痔)、痔瘻(じろう)などが考えられます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る以下のような原因が挙げられます。
肛門の病気
切れ痔やいぼ痔などおしりの穴自体に病気があって、便によってその病気が擦れるなど刺激されることで痛みを感じます。
肛門周囲の病気
痔瘻(じろう、いわゆる「あな痔」)とは肛門近くで炎症が起こり、肛門付近の皮膚と腸が交通してトンネルを作る状態をいいます。その炎症自体やトンネルに溜まった膿により痛みが出ることがあります。
肛門の周りの炎症によって膿が溜まる肛門周囲膿瘍も同様に、痛みが出ることがあります。直腸の病気
肛門のすぐ近くにある大腸は直腸といいます。そこにがんや炎症(直腸炎)、子宮内膜症などがあることで肛門に痛みを生じることがあります。
原因不明の病気
見た目の変化や痛み以外の症状が全くないけれども、肛門が突然痛くなるような場合があります。筋肉や神経、内分泌が関連しているといわれていますが、明らかな原因はわかっていません。
肛門が熱いという症状はどんな病気に関連しますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 外科