骨盤が痛む
という症状の原因と、関連する病気をAIで無料チェック
更新日:2023/09/29
「骨盤が痛む」がどの病気に関連するかAIでチェックする
骨盤が痛むという症状について「ユビー」でわかること
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「骨盤が痛む」はどんな症状ですか?
骨盤が痛むとは
「骨盤が痛む」に関連する主の病気には、骨粗しょう症、機能性月経困難症、メッケル憩室症などがあります。
「骨盤が痛む」に関連する症状はありますか?
「骨盤が痛む」のQ&A
- A.
原因がはっきりしないにもかかわらず骨盤の痛みが続く「慢性骨盤痛」かもしれません。医療機関で相談しましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る半年以上にわたって骨盤の痛みが続く状態を「慢性骨盤痛」と呼びます。全女性の2〜24%に見られるとされており、痛みの原因がはっきりしないこともあります。一般的な消炎鎮痛薬(いわゆる「痛み止め」)では症状が改善しない場合には、抗不安薬や抗うつ薬、漢方薬、専門家によるカウンセリングなどが有効なこともあります。慢性骨盤痛の診療を専門とする医療機関で相談しましょう。
- A.
乳がんや肺がんなどのがんが骨盤の骨に転移して、痛みの原因となることもあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るがんが骨盤の骨に転移して痛みの原因になる可能性はあります。あらゆるがんが骨に転移する可能性がありますが、特に乳がんや肺がんは骨に転移しやすいとされています。がんの治療中に骨盤が痛くなった場合には、まずはがん治療の担当医に相談するとよいでしょう。
- A.
月経周期や妊娠、出産、ストレスなどの心理的な側面が関係していることがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る女性の場合、妊娠・出産や月経などに関連して骨盤の痛みを感じることがあります。また、ストレスなどの心理的な要素が影響する場合もあるとされています。
なお、日常生活上の要因が主な原因となって骨盤に痛みが生じるケースはあまり多くないと考えられています。 - A.
上半身と下半身をつなぐ骨盤の部分や下腹部、腰背部などの痛みが「骨盤の痛み」と表現されます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る骨盤とは上半身と下半身をつなぐ役割を果たしている部位で、尾骨・寛骨・仙骨の3種類の骨で構成されています。骨そのものだけではなく、下腹部や腰背部などの痛みを「骨盤の痛み」と表現することがあります。特に女性が骨盤の痛みを感じやすいとされています。
- A.
適度なストレッチや運動で、妊娠後の骨盤の痛みが改善することがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る出産に伴って、骨盤には大きな変化が生じます。骨盤の周りの筋肉の損傷や筋力の低下などが原因で、骨盤の痛みや違和感を感じる女性は少なくありません。
産後に徐々に元の状態に戻っていきますが、症状が続く場合には、安静、骨盤ベルトなどの日常生活の工夫に加えて、体操などの理学療法など様々な方法を組み合わせて治療を行うことで改善が期待できます。 - A.
出産後の骨盤の変化に伴う違和感や痛みに対して、安静、骨盤ベルト、体操などの理学療法などが有効な可能性があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る出産に伴う骨盤の変化は自然に軽快することも多いです。しかし、筋肉の損傷や筋力の低下などが原因で、なかなか元の状態に戻らないこともあります。
このような状態に対しては、安静、骨盤ベルト、体操などの理学療法など、様々な方法を組み合わせて治療を行うことで、骨盤の変化に伴う症状が改善することもあります。 - A.
痛み止めによって症状が改善する可能性があります。医師に相談しましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る骨盤の痛みに対しては、痛みの原因に応じた治療を行いますが、消炎鎮痛薬、すなわちいわゆる「痛み止め」によって症状が改善するケースもあります。また、消炎鎮痛薬の効果が乏しく、痛みの原因がはっきりしないにもかかわらず持続する骨盤の痛みに対しては、抗不安薬や抗うつ薬が有効なこともあります。
原因に応じて適切な薬を処方してもらえる可能性もあるため、まずは医療機関を受診して医師に相談することをおすすめします。 - A.
子宮内膜症や子宮腺筋症などが原因で、生理の時に強い骨盤の痛みを感じることがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る子宮内膜症や子宮腺筋症などの婦人科臓器の病気によって、生理の時に強い痛みを感じる可能性があります。また、子宮や卵巣に明らかな原因がないにもかかわらず、月経時に強い痛みを感じることもあります。
- A.
骨・関節の病気や、骨盤の中の臓器の病気が考えられます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る骨盤を構成する骨や靭帯の病気や、下腹部の内臓の病気などが痛みの原因になります。また、原因がはっきりしない骨盤痛もあります。
具体的には以下のような病気が挙げられます。骨や靭帯の病気
仙腸関節炎、骨腫瘍など、骨盤を構成する骨や靭帯の病気の可能性があります。
子宮や卵巣などの病気
婦人科臓器の以下の病気が考えられます。
- 子宮内膜症
- 子宮腺筋症
- クラミジア感染症
- 骨盤内炎症性疾患(PID)
また、月経困難症などの月経に関連する病気に由来する痛みの可能性も考えられます。
その他の病気
過敏性腸症候群などの腸の病気や、膀胱炎などの泌尿器科の病気も骨盤の痛みを引き起こす可能性があります。また、原因のはっきりしない持続する骨盤の痛みが生じる場合もあります。
- A.
骨などに痛みがある場合は整形外科となりますが、女性の場合は産婦人科の受診が望ましいこともあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る整形外科を受診すべき場合
骨盤の骨や靭帯に明らかな痛みがある時は整形外科を受診しましょう。
産婦人科を受診すべき場合
女性の骨盤の痛みでは、骨などに明らかな症状が見られない場合には、婦人科臓器が原因である可能性があります。このような場合には、産婦人科を受診しましょう。
その他
すでに病気があって通院中の場合は、まずは通院先の担当医に相談してみるのもよいでしょう。
- A.
いつから痛いのか、どこが痛いのか、どのような時に痛いのかといった点を中心に伝えましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る骨盤の痛みの原因は様々です。受診した際には下記の点を中心に担当医に伝えるとよいでしょう。
- いつから痛いのか
- きっかけはあったのか
- どこが痛いのか
- どのような時に痛いのか
- (女性の場合は)月経周期との関連はあるのか、妊娠の有無
- 骨盤の痛み以外の症状の有無
- 通院中の他の病気の有無
- A.
歩けないほど激しく痛む場合や痛みが続く場合、また日常生活に支障が出ている場合は、無理をせずに受診しましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る骨盤の痛みが持続する場合や、痛みによって日常生活に支障がある場合には、積極的に医療機関で相談しましょう。原因によっては治療せず我慢することで症状が徐々に悪化してしまう可能性もあります。
骨盤が痛むという症状はどんな病気に関連しますか?
骨盤が痛むという症状について、医師からのよくある質問
- 吐き気や嘔吐がありますか?
- 便がゆるいか、あるいは下痢をしていますか?
- ここ1週間以内に生牡蠣、刺身、古いおにぎり・弁当、加熱不十分なレバー、生水などの食中毒を起こしそうなものを口にしましたか?
- 体温は37.5℃以上ですか?
監修医師
診療科・専門領域
- 整形外科