ケロイド
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2024/08/30
あなたの症状とケロイドの関連をAIでチェックする
ケロイドについて「ユビー」でわかること
※コロナの症状を確認したい方はコロナ症状チェックから
ケロイドとはどんな病気ですか?
ケガや手術のあとやピアスの穴に一致して、皮膚が赤や茶色に過剰にもりあがる病気です。突然発生することもあります。
ケロイドへの対処法は?
治りにくいことが多いですが、早めの治療が有効な場合もあります。大きいものやかゆみなどの症状があるときは積極的な治療を行うこともできるので、医療機関に相談してください。
ケロイドの専門医がいる近くの病院はありますか?
ケロイドの専門医がいる病院を見るケロイドのQ&A
- A.
大まかに言うと、病変の範囲がもとの傷口よりも広がっているかどうか、治療で平らになるかどうかです。
解説大まかに言えば、病変の範囲が元の傷口よりも広がっている場合はケロイドと考えてよいでしょう。
また、肥厚性瘢痕は治療で平らになることがありますが、ケロイドは自然には治りにくく、痕が残ってしまうことが多い傾向にあります。
ケロイドと肥厚性瘢痕は、どちらも皮膚にできた傷が治る過程で形成される病変です。肥厚性瘢痕を経てケロイドになり、中間的な特徴を持つものもあります。
はっきり区別できる方法は確立されておらず、治療法の決定が難しい場合があると考えられています。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る三学会合同ガイドライン委員会. 形成外科診療ガイドライン 急性創傷/瘢痕ケロイド. 金原出版. 2015
公益社団法人日本皮膚科学会.ケロイド Q1 - 皮膚科Q&A(公益社団法人日本皮膚科学会).https://www.dermatol.or.jp/qa/qa26/q01.html(参照 2024-12-02) - A.
形成外科を受診し、治療方針を相談しましょう。また、血行が促進することは避けてください。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る適切に対処するため、主治医に相談しましょう。
ケロイドは炎症や刺激によって症状が悪化する、という報告があります。具体的には、摩擦や圧迫、紫外線などが悪化の要因とされています。
原因はいろいろありますが、お酒の飲み過ぎや入浴、激しい運動のあとに痛みを訴える方は多いとされています。
また、妊娠中は女性ホルモンの影響でケロイドが悪化することで知られています。生活習慣を見直して、思い当たることがないか振り返ってみてください。傷に力が加わるような運動は避けましょう。 - A.
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
解説以下の症状に該当する場合はケロイドの可能性がありますが、前段階である肥厚性瘢痕と見分けるのは難しいこともあります。ケロイドは早めの適切な対処が重要です。疑わしいと思ったら、お近くの形成外科か皮膚科を受診しましょう。
ケロイドが疑われる人の特徴に、以下が挙げられます。- 傷痕が治ってきたものの盛り上がり、もともとの傷よりも広がっている
- 特に耳たぶ、肩、胸部にできた傷が盛り上がって広がっている
- 家族にケロイド体質の人がいる
- 傷跡にかゆみや痛みがある
また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めるだけで、ケロイドかどうかのセルフチェックができます。ぜひご活用ください。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る公益社団法人日本皮膚科学会.ケロイド Q5 - 皮膚科Q&A(公益社団法人日本皮膚科学会).公益社団法人日本皮膚科学会,https://www.dermatol.or.jp/qa/qa26/q05.html(参照 2024-12-02)
日本創傷外科学会.一般社団法人 日本創傷外科学会.日本創傷外科学会,https://www.jsswc.or.jp/volume.html#volume3(参照 2024-12-02) - A.
初期に限りませんが、特に耳たぶ、肩、胸部などにもとの傷よりも広い範囲で傷跡が盛り上がります。
解説初期に限りませんが、特に耳たぶ、肩、胸部などにもとの傷よりも広い範囲で傷跡が盛り上がります。肥厚性瘢痕から移行すると考えられるため、傷痕が周りよりも盛り上がってきたら注意しましょう。
症状としては、痛みや引きつれ、横からつまんだ時の痛み(側圧痛)を感じます。また、かゆみを伴うこともあります。
家族にケロイドを発症した人がいる方は体質が遺伝している可能性もあります。ケロイドには早めの治療が効果的ですので、できるだけ速やかな受診をおすすめします。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る公益社団法人日本皮膚科学会.ケロイド Q5 - 皮膚科Q&A(公益社団法人日本皮膚科学会).公益社団法人日本皮膚科学会,https://www.dermatol.or.jp/qa/qa26/q05.html(参照 2024-12-02)
日本創傷外科学会.一般社団法人 日本創傷外科学会.日本創傷外科学会,https://www.jsswc.or.jp/volume.html#volume3(参照 2024-12-02) - A.
もともとの傷よりも広い範囲で傷痕が盛り上がるのに伴って、痛みやかゆみなどを生じます。
解説もともとの傷よりも広い範囲で、傷痕の盛り上がりが見られます。皮膚が隆起して紅斑ができ、カニが足を広げたような形になるのが特徴的です。
痛みやかゆみ、引きつれ、横からつまんだ時の痛み(側圧痛)を感じ、特に耳たぶ、肩、胸部などにできやすいとされています。
瘢痕はだんだん広がりますが、治療が困難です。また、関節周囲での拘縮、可動域制限が起こる場合もあります。
ケロイドは治療しても再発しやすく、最低2年間はこのような症状が出ないかの観察が必要です。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る三学会合同ガイドライン委員会. 形成外科診療ガイドライン 急性創傷/瘢痕ケロイド. 金原出版. 2015
公益社団法人日本皮膚科学会.ケロイド Q5 - 皮膚科Q&A(公益社団法人日本皮膚科学会).公益社団法人日本皮膚科学会,https://www.dermatol.or.jp/qa/qa26/q05.html(参照 2024-12-02)
ケロイドについて、医師からのよくある質問
- 手術の傷あとに一致するように皮ふが盛り上がっていますか?
- 皮ふに何らかの異常がありますか?
- お腹や胸、背中のどこかの皮膚に症状が出ていますか?
- ピアスホール周囲の皮ふが盛り上がっているか、ぶつぶつが出来ていますか?
- 皮ふにかゆみはありますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 内科