風疹
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更新日:3/30/2023
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風疹について「ユビー」でわかること
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風疹と特に関連する症状について
次のような症状がある方はご注意ください。
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- 症状の程度
- 38℃より高い
風疹のQ&A
- A.
風疹ウイルスに感染することで引き起こされる急性の発疹性感染症です。別名で「三日はしか」とも呼ばれます。
解説風疹は、風疹ウイルスによって起こる急性の発疹性感染症です。別名「三日はしか」とも呼ばれます。無症状のまま終わることもあれば重症化することもあるなど、人によって症状の出方に幅があり、診断が難しいケースもしばしばあります。子供に多く見られる病気ですが、稀に大人もかかることがあります。大人の風疹は重症化したり長引いたりすることが多いです。
なお、妊婦が妊娠初期に感染すると、赤ちゃんが「先天性風疹症候群」を発症し、先天性の障害を生じることがあります。先天性風疹症候群について、詳しくはこちらをご覧ください。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る厚生労働省.“風しんについて.https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index.html,(参照 2023-03-30).
東京都感染症情報センター.“風しん Rubella.https://idsc.tmiph.metro.tokyo.lg.jp/diseases/rubella/,(参照 2023-03-30).
国立感染症研究所.“風疹とは.https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/430-rubella-intro.html,(参照 2023-03-30). - A.
風疹ウイルスの感染が原因です。
解説風疹ウイルスの感染が原因となります。感染患者からの飛沫感染(咳やくしゃみなどで飛散したしぶきを通して細菌やウイルスに感染すること)で、人から人へと感染が広がっていきます。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る厚生労働省.“風しんについて.https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index.html,(参照 2023-03-30).
東京都感染症情報センター.“風しん Rubella.https://idsc.tmiph.metro.tokyo.lg.jp/diseases/rubella/,(参照 2023-03-30).
国立感染症研究所.“風疹とは.https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/430-rubella-intro.html,(参照 2023-03-30). - A.
基本的に自然と症状は良くなりますが、稀に重症化することがあります。また、感染を周りに広げるおそれがあります。
解説発熱や発疹などの症状は、基本的には自然に治りますが、稀に高熱が持続し、出血が起こりやすくなる「血小板減少性紫斑病」や頭痛や意識障害が出現する「急性脳炎」といった合併症を引き起こすことがあります。
また、発疹が出る前後1週間は感染力があるため、周りに感染を広げてしまう可能性があります。特に風疹のワクチンが未接種で、風疹の抗体を持っていない場合、感染力が非常に強いため注意が必要です。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る厚生労働省.“風しんについて.https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index.html,(参照 2023-03-30).
東京都感染症情報センター.“風しん Rubella.https://idsc.tmiph.metro.tokyo.lg.jp/diseases/rubella/,(参照 2023-03-30).
国立感染症研究所.“風疹とは.https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/430-rubella-intro.html,(参照 2023-03-30). - A.
発熱や発疹、首のリンパ節の腫れ、全身のだるさ、関節痛などが見られます。
解説発熱や発疹などの症状は、基本的には自然に治りますが、稀に高熱が持続し、出血しやすくなる「血小板減少性紫斑病」や頭痛や意識障害が出現する「急性脳炎」といった合併症を引き起こすことがあります。
また、発疹が出る前後1週間は感染力があるため、周りに感染を広げてしまう可能性があります。特に風疹のワクチンが未接種で、風疹の抗体を持っていない場合、感染力が非常に強いため注意が必要です。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る厚生労働省.“風しんについて.https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index.html,(参照 2023-03-30).
東京都感染症情報センター.“風しん Rubella.https://idsc.tmiph.metro.tokyo.lg.jp/diseases/rubella/,(参照 2023-03-30).
国立感染症研究所.“風疹とは.https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/430-rubella-intro.html,(参照 2023-03-30). - A.
麻疹(はしか)等、発熱や発疹を伴う他の感染症と、症状が似ていることがあります。
解説風疹で見られる発熱や発疹は、麻疹や水痘(水ぼうそう)、溶血性連鎖球菌感染症(溶連菌感染症)といった、他の感染症で見られる発熱や発疹とよく似ています。診断の際には、発疹や発熱の出方などを細かく見て、どの病気であるかを考えます。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る厚生労働省.“風しんについて.https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index.html,(参照 2023-03-30).
東京都感染症情報センター.“風しん Rubella.https://idsc.tmiph.metro.tokyo.lg.jp/diseases/rubella/,(参照 2023-03-30).
国立感染症研究所.“風疹とは.https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/430-rubella-intro.html,(参照 2023-03-30). - A.
感染初期には症状のない潜伏期間があります。その後、発熱や発疹、リンパ節の腫れなどの症状が現れます。
解説ウイルスに感染してから2〜3週間は、症状のない潜伏期間が続きます。その後、発熱や発疹、首のリンパ節の腫れなどの症状が現れてきます。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る厚生労働省.“風しんについて.https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index.html,(参照 2023-03-30).
東京都感染症情報センター.“風しん Rubella.https://idsc.tmiph.metro.tokyo.lg.jp/diseases/rubella/,(参照 2023-03-30).
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風疹の症状や原因、おすすめの病院や対処方法は症状検索エンジン「ユビー」で調べられます。
解説体調に不安がある、あるいは医療機関への受診を考えている方向けに、20問〜30問程度の質問に答えることで関連する病名や適切な受診先や調べられる症状検索エンジン「ユビー」を無料で提供しており、多くの患者様にご利用いただいています。
気になる病気や症状がありましたら、ぜひご利用ください。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る - A.
血液や、喉を拭って採取した液を検査にかけ、風疹に対する抗体の有無を見て診断します。
解説血液や、喉を拭って採った液を検査にかけ、風疹に対する抗体ができているかどうかを見て診断します。具体的には、感染の急性期に上昇するIgM抗体の値が上昇していたら、風疹の診断が下ります。ただし、IgM抗体は症状が出て3日ほどの間は上昇しないこともあるため、症状が落ち着いてきた時期に再度検査を行うこともあります。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る厚生労働省.“風しんについて.https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index.html,(参照 2023-03-30).
東京都感染症情報センター.“風しん Rubella.https://idsc.tmiph.metro.tokyo.lg.jp/diseases/rubella/,(参照 2023-03-30).
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多くの場合、症状に応じた対症療法を行いながら自然治癒を待ちます。
解説痛みや熱を抑える薬(アセトアミノフェン)などを用いた対症療法を行いながら、自然回復を待つのが基本になります。風疹に対する特別な治療薬などはありません。
治療中は、しっかりと水分を摂りながら自宅で安静に過ごし、周りにうつさないようにすることが大切です。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る厚生労働省.“風しんについて.https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index.html,(参照 2023-03-30).
東京都感染症情報センター.“風しん Rubella.https://idsc.tmiph.metro.tokyo.lg.jp/diseases/rubella/,(参照 2023-03-30).
国立感染症研究所.“風疹とは.https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/430-rubella-intro.html,(参照 2023-03-30). - A.
水分補給をしっかり行い、他人にうつさないように自宅で安静に過ごしましょう。
解説しっかりと水分を摂りつつ、自宅で安静に過ごしましょう。風疹は感染力が強いため、周りの人にうつさないようにきちんと対策する必要があります。特に発疹の出現の前後1週間程度は感染力があるため、外出を控えるようにしてください。学校についても、発疹が消失するまでは出席停止になります。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る厚生労働省.“風しんについて.https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index.html,(参照 2023-03-30).
東京都感染症情報センター.“風しん Rubella.https://idsc.tmiph.metro.tokyo.lg.jp/diseases/rubella/,(参照 2023-03-30).
国立感染症研究所.“風疹とは.https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/430-rubella-intro.html,(参照 2023-03-30). - A.
妊娠中に風疹にかかると赤ちゃんに感染し、先天性風疹症候群になることがあります。妊娠前の本人のワクチン接種や、妊婦の家族のワクチン接種を勧められます。
解説妊娠初期に風疹にかかると、お腹の赤ちゃんにウイルスが感染して、難聴や白内障などの先天性疾患を引き起こす「先天性風疹症候群」を発症する可能性が高くなります。
そのため、風疹の抗体がついているか検査をすること、また抗体がついていない場合のワクチン接種をお勧めします。(妊娠中はワクチン接種を受けることができません)。ワクチン未接種のまま妊娠された方は、風疹が発生している地域に可能な限り出かけないようにする、人混みは避けるなどの注意が必要です。
また、妊娠された方のご家族も、風疹の抗体検査やワクチン接種を行うようにしましょう。お住まいの地域によっては、検査やワクチン接種に対する助成金が出ることがあります。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る厚生労働省.“風しんについて.https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index.html,(参照 2023-03-30).
東京都感染症情報センター.“風しん Rubella.https://idsc.tmiph.metro.tokyo.lg.jp/diseases/rubella/,(参照 2023-03-30).
国立感染症研究所.“風疹とは.https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/430-rubella-intro.html,(参照 2023-03-30). - A.
入院による治療が必要な可能性があります。医師に相談しましょう。
解説症状が長引く場合や程度が強い場合には、入院して経過を見る必要があると判断されることもあります。心配であれば医師と相談してみましょう。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る厚生労働省.“風しんについて.https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index.html,(参照 2023-03-30).
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発熱や発疹、首のリンパ節の腫れといった疑わしい症状があれば受診しましょう。また、感染者の身近にいた人も、受診が必要となることがあります。
解説発熱や発疹、首のリンパ節の腫れなどの症状がある場合には、お近くの医療機関を受診してください。また、発疹が出る前後1週間は感染力があるため、その時期に感染者の身近にいた人も、念のため受診することが望ましいです。
なお、風疹と診断された場合には、医療機関から国へ届け出を行います。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るhttps://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index.html
https://idsc.tmiph.metro.tokyo.lg.jp/diseases/rubella/
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/430-rubella-intro.html - A.
子供なら小児科を受診しましょう。また、大人なら一般内科やかかりつけ医を受診しましょう。
解説小児科・内科のかかりつけ医やお近くのクリニックを受診しましょう。受診にあたっては、院内での感染拡大などを防ぐ必要があるため、事前に病院へ連絡して風疹の疑いや認められる症状などについて伝えておくほうがよいでしょう。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る厚生労働省.“風しんについて.https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index.html,(参照 2023-03-30).
東京都感染症情報センター.“風しん Rubella.https://idsc.tmiph.metro.tokyo.lg.jp/diseases/rubella/,(参照 2023-03-30).
国立感染症研究所.“風疹とは.https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/430-rubella-intro.html,(参照 2023-03-30).
風疹について、医師からのよくある質問
- 皮ふに何らかの異常がありますか?
- 関節の痛みは左右同じような場所にありますか?
- 周囲(学校や職場、家庭など)に同じような症状の人がいますか?
- 皮ふの赤い部分が複数箇所にあり、それぞれが離れていて、お互いが繋がっていない状態ですか?
- 顔面にブツブツが出た後、全身に広がりましたか?
監修医師
診療科・専門領域
- 小児科
- 救急科