化膿性関節炎
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化膿性関節炎の主な症状は、以下の通りです。これらの症状は、早ければ数時間で悪化を認めますが、数日かけて徐々に進行する場合もあります。

関節の強い痛み

安静時の痛みに加えて、動かしたり触れたり、体重をかけたりすると、さらに痛みが強くなります。

発赤

関節のまわりの皮膚の赤み。

関節の腫脹

関節の中に膿がたまることで、腫れやこわばりが生じます。

熱感

関節を触れると熱を持っている感じがします。

関節の動きの制限

関節をほとんど動かせなくなることもあります。

全身症状

悪寒（さむけ）やふるえ、全身倦怠感などの症状がみられることもあります。

このような症状がみられる場合は、急いで治療を始める必要があります。なるべく早く救急外来や、整形外科を受診しましょう。

化膿性関節炎は、関節軟骨の破壊が急速に進み、場合によっては命に関わることもある緊急性の高い病気です。そのため、少しでもこの病気が疑われる場合には、早急に医療機関を受診する必要があります。

実際は、特に軽症のものでは診断が難しい場合があります。このため、専門的な検査なしに自分で完全に診断することはできません。しかし、チェックリストの項目にあるような症状が少しでも見られた場合は、化膿性関節炎の可能性があるため、すぐに医療機関を受診してください。

• 急な関節の痛みが出現した：これまで経験したことのないような強い痛み、または急に悪化した痛み
• 関節の周りの皮膚に赤みがある
• 関節の腫れ：関節が明らかに腫れている
• 関節の動きの制限：痛みや腫れのため、関節の動かしにくさがある。またはまったく動かせない
• 発熱やだるさ：関節の症状と一緒に、熱が出始めた。全身がだるく感じたりする
• 寒気やふるえ：熱が出始めたころから、寒気や全身の震えを生じるようになった
• 高齢の方
• 糖尿病や関節リウマチ、腎臓病、肺の病気を指摘されたことがある方
• 最近関節に注射を受けた方　　　　　　　　　　

など。

これらのチェック項目にあてはまり、少しでも気になるものがあれば、自分で判断せず速やかに医師の診察を受けるようにしましょう。

また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めるだけで、化膿性関節炎かどうかのセルフチェックができます。ぜひご活用ください。

化膿性関節炎の症状は、数時間から数日のうちに急激に現れます。以下のような症状があれば、初期症状として注意が必要です。

• 関節の痛み：急に始まった、または悪化した痛み
• 関節の赤み：関節の周りの皮膚が赤くなる
• 関節の腫れ：関節が腫れて膨らんでみえる
• 関節の熱感：触ると熱を持っている
• 関節の動かしにくさ：関節が動かしにくくなる、またはまったく動かせなくなる

特に、以下のような状況で上記の症状が見られた場合は、早期に医療機関を受診することが推奨されます。

• 高齢の方や糖尿病の方で、膝などに最近関節内注射を受けたあと、数日以内にこれらの症状が出た場合
• 関節リウマチなどの関節炎の治療中の方で、普段と違って強い関節の症状（特にひとつの関節だけに）が起きた場合