「眼瞼内反症」とはどのような病気ですか?
眼瞼内反症とは、まぶたの縁が内側に向かって反り返り、まつげや皮膚が目の表面に接触する病気です。
眼瞼内反症とは、まぶたの縁が内側に向かって反り返り、まつげや皮膚が目の表面に接触する病気です。これにより、異物感や痛み、充血、涙が出るといった症状が現れます。高齢者や小児に多く発症します。高齢者では加齢によるまぶたの筋力低下や皮膚のたるみが原因となることが多く、小児では生まれつきまぶたの構造により内反が生じている場合があります。
特に乳児では、成長とともに自然に改善することもありますが、まつげが角膜に強く接触している場合には、角膜障害を引き起こすおそれがあるため注意が必要です。放置すると角膜に傷がつき、視力低下などの合併症を招くこともあります。治療は重症度によって異なり、点眼薬で炎症を抑えるほか、必要に応じて手術によりまぶたの位置を矯正することが行われます。
東北大学病院 眼科
山口 知暁 監修
(参考文献)
日本眼科学会.“内反症”.病名から調べる.https://www.nichigan.or.jp/public/disease/name.html?pdid=7,(参照 2025-07-31)..“”..https://www.nichigan.or.jp/Portals/0/resources/public/disease/newimg/1_3.%E5%86%85%E5%8F%8D%E7%97%87.jpg?409,(参照 2025-07-31).
日本小児眼科学会.“さまざまな眼の病気”..http://www.japo-web.jp/info_ippan_page.php?id=page02,(参照 2025-07-31).
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