眼瞼内反症の原因は何がありますか?
先天性や加齢に伴う眼瞼内反症が多数を占めます。
眼瞼内反症の原因にはさまざまなものがあります。加齢性眼瞼内反は、加齢によるもので、高齢になるとまぶたを支える筋肉や靭帯がゆるみ、まぶたの縁が内側に向かって反り返ってしまいます。小児に見られる先天性の眼瞼内反症は、生まれつきまぶたの構造に異常があることが原因であり、乳児では成長とともに自然に改善する場合もあります。
また、外傷や手術、感染症、アトピー性皮膚炎などによってまぶたの裏側に瘢痕ができ、それが引きつれることで内反が起こる瘢痕性眼瞼内反もあります。さらに、顔面神経麻痺の回復期や眼瞼痙攣など、まぶたの筋肉が異常に収縮することによって生じる痙攣性の内反もあります。
その他、慢性的な目のこすり癖や重度のドライアイ、アレルギー性結膜炎などがきっかけでまぶたの位置が変化し、内反が進行することもあります。このように原因は多岐にわたり、治療にあたっては正確な診断が重要となります。
東北大学病院 眼科
山口 知暁 監修
(参考文献)
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