眼瞼内反症の手術で失敗することはありますか?
眼瞼内反症の手術は、安全性の高い治療法ですが、まれに再発や手術中の合併症が生じることがあります。
眼瞼内反症の手術は、比較的安全性の高い治療法とされていますが、まれに再発や手術中の合併症が生じることがあります。たとえば、まぶたの位置が十分に矯正されず、症状が改善しない、あるいはしばらくして再発してしまうケースがあります。
また、まぶたを外側に引きすぎた場合には、逆に眼瞼外反症といって、まぶたが外に反り返る状態になることがあり、目の乾燥や閉じにくさを引き起こすことがあります。
その他にも、手術後に一時的な腫れや出血、感染といった一般的な合併症が見られることがありますが、多くは適切な処置により改善します。まぶたの仕上がりについても、左右差や違和感を感じることがあるため、美容的な観点から再調整が必要になることもあります。
このようなリスクを最小限に抑えるためには、経験豊富な眼科専門医による診察と手術が重要です。症状やまぶたの状態に応じて適切な術式が選択されることで、良好な治療結果が期待できます。
東北大学病院 眼科
山口 知暁 監修
(参考文献)
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