眼瞼内反症による逆さまつげの場合、目頭切開の費用は保険適用されますか?
医師が必要と判断し、美容目的でなければ、保険適応になります。
眼瞼内反症によって下まつ毛が目に当たる場合、角膜や結膜への刺激が強く、炎症や傷を引き起こすことがあります。このような症状が持続し、日常生活に支障をきたすと医師が判断した場合には、手術による治療が検討されます。
手術の際に必要に応じて目頭切開が行われることもあります。この目頭切開が保険適用となるかどうかは、治療の目的によって異なります。見た目を整えるための美容目的で行う場合には自費診療となりますが、まつ毛の接触によって角膜に障害が生じている場合や、視機能の保護を目的とした医療的必要性が認められる場合には、健康保険が適用されます。
そのため、眼瞼内反症に伴う逆さまつ毛で目頭切開が必要とされた場合には、原則として保険適用が認められるケースが多くあります。ただし、症状が軽度である場合や、美容目的と判断される場合は保険適用とならない可能性もあるため、詳しくは眼科や眼形成専門医に相談し、診断と説明を受けることが大切です。
東北大学病院 眼科
山口 知暁 監修
(参考文献)
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