バージャー病は閉塞性血栓血管炎と同じですか?
はい、バージャー病は閉塞性血栓血管炎と同じ疾患です。
はい、バージャー病は閉塞性血栓血管炎と同じ疾患です。この病気は、主に四肢の末梢にある動脈や静脈に、部分的に炎症を伴う血栓(血液の塊)ができて、血管を詰まらせてしまう血管の炎症性疾患です。
30歳代から40歳代の男性に多く見られ、喫煙と深く関連していることが知られています。症状としては、血の巡りが悪くなることにより、手足の指先に潰瘍(皮膚がえぐれた状態)や壊疽(組織が腐ってしまうこと)が生じることがあります。ときには、場所が移動する静脈炎(静脈の炎症)を伴うことも特徴です。
生命に関わる予後は比較的良好とされていますが、禁煙できないと病状が進行し、手足の指や四肢の切断が必要となることもあります。動脈硬化症や膠原病など、他の血管疾患と鑑別することが非常に重要です。
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
(参考文献)
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