バージャー病は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
バージャー病の薬物療法では、血をサラサラにする薬や血管を広げる薬が主に使われますが、禁煙が最も重要です。
バージャー病の薬物療法では、血をサラサラにする薬や血管を広げる薬が主に使われますが、禁煙が最も重要です。副作用については、薬により異なります。薬物療法としては、主に以下の種類が用いられます。
血をサラサラにする薬(抗血小板薬)
血液が固まるのを防ぎ、血管が詰まるのを防ぐ目的で使われます。シロスタゾールなどが該当します。副作用としては、出血しやすくなることや動悸などの症状が現れることがあります。
血管を広げる薬(血管作動性薬)
PGE1製剤(アルプロスタジル、リマプロスト)やPGI2誘導体(イロプロスト)などが挙げられます。これらは血流を改善することで、手足の冷えやしびれ、痛みを和らげることを目指します。副作用としては動悸やほてりなどが出現することがあります。
遺伝子治療薬
一般的な薬での効果が不十分で、手術が難しい場合に、「血管の成長を促す新しい薬(肝細胞増殖因子HGFをコードする薬剤)」が使用されることがあります。副作用としては、浮腫の悪化、悪性腫瘍や網膜症などのリスク上昇が懸念されます。
これらの薬は、禁煙を継続することを前提に、症状の改善や悪化の防止を目的として使用が検討されます。
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
(参考文献)
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
バージャー病
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです