フォークト・小柳・原田病で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
薬剤の変更や併用、専門医による治療継続が必要です。
フォークト・小柳・原田病で、ステロイド治療が効果を示さない場合、免疫抑制剤の併用が第一の選択肢となります。
シクロスポリン、アザチオプリン、ミコフェノール酸モフェチル、タクロリムスなど、複数の免疫調整薬の中から、患者さんの状態や副作用リスクを考慮して処方が決定されます。
近年では、抗TNF-α抗体などの生物学的製剤も、難治例に対して使用されることがあります。また、ステロイドが効きにくい慢性型や再発例では、治療戦略の再評価と綿密なモニタリングが重要です。
専門性の高い疾患のため、眼科と膠原病内科、免疫内科などの連携が必要になります。治療抵抗性でも焦らず、主治医と相談しながら治療方針を見直すことが大切です。
東日本橋内科クリニック 眼科
恒矢 美貴 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
フォークト・小柳・原田病
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ