「乾癬性関節炎」とはどのような病気ですか?
皮膚の病気である乾癬(かんせん)に、関節の痛みや腫れといった症状を伴う病気です。
乾癬(かんせん)性関節炎とは、皮膚の病気である乾癬に関節の痛みや腫れといった症状を伴う病気です。慢性的な炎症が関節の周りに生じることが病気の主な原因です。
この病気は脊椎関節炎という病気の一群のうちのひとつと考えられており、皮膚と関節に多様な症状が現れます。
赤く盛り上がった発疹、鱗屑(りんせつ)といった乾癬の特徴的な症状に加え、関節や腱、指に炎症が起こって痛みや腫れを生じることが特徴です。30~50歳代に多く、男女比はほぼ同じです。
最近では日本における乾癬患者さんの約14~15%が乾癬性関節炎であるという報告があり、以前考えられていたよりも頻度が高いとわかっています。
関節症状が悪化すると不可逆的な関節の変形や破壊が起こり、生活の質の低下につながるため、なるべく早期の診断や治療が重要です。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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