乾癬性関節炎の場合、主にどのような治療をしますか?
関節症状の進行防止と病気の活動性の抑制を目的として、主に薬物療法が行われます。
乾癬性関節炎の治療では、関節症状の進行防止と病気の活動性の抑制を目的として主に薬物療法が行われます。
症状や発症部位に合わせて、まずはNSAIDsや抗リウマチ薬などが使われます。
残念ながら薬の効果が不十分で、病気の活動性が高く(症状が出やすく、影響が大きい)骨の変化が現れている場合には、次にTNF阻害薬などの生物学的製剤の使用が検討されます。
また、皮膚症状に対してはビタミンD製剤やステロイドなどの外用薬が使われます。
こうした薬物療法だけではなく、同時に禁煙、減量、ストレス管理などの生活指導、関節の保護やリハビリなども行います。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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