尋常性白斑には初期症状はありますか?
小さな白斑がみられます。
尋常性白斑の初期には皮膚の一部に小さな色素の脱失(色がぬけて白くなること)がみられます。ただし、このような症状がみられる病気は尋常性白斑だけではありません。
代表的な鑑別疾患(症状が似ていて診断に気をつけるべき疾患)を以下に挙げます。
- Vogt-小柳-原田病
- サットン母斑
- 感染症(癜風など)
- 白色粃糠疹(ひこうしん)
- 老人性白斑
病気によって治療方法が異なりますので、早めに病院を受診し、診断を受けるようにしましょう。
公開日:
最終更新日:
大阪府済生会泉尾病院 皮膚科
野村 祐輝 監修
(参考文献)
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
尋常性白斑
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
「尋常性白斑」とはどのような病気ですか?
皮膚の色が白く抜ける病気です。
尋常性白斑の原因は何がありますか?
遺伝や自己免疫の関与が考えられていますが、はっきりとはわかっていません。
尋常性白斑ではどのような症状がありますか?
皮膚や毛髪の色が抜ける症状がみられます。
尋常性白斑の場合、主にどのような治療をしますか?
ステロイドや紫外線を用いた治療が主に行われます。
尋常性白斑が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?
皮膚科を受診しましょう。
尋常性白斑が疑われる場合、病院を受診する目安はありますか?
気になる場合や白斑の増大がみられる場合、他の症状を伴う場合は受診しましょう。
尋常性白斑のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
尋常性白斑は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
ステロイド軟膏などが用いられます。副作用は主に目や皮膚にみられます。
尋常性白斑で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
PUVA療法やナローバンドUVB療法が行われます。
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラサービスの目的と位置付け
ユビー病気のQ&Aは、情報提供を目的としたサービスのため、医師・医療従事者等による情報提供は診療行為ではありません。
診療を必要とする場合は、医師・医療機関にご相談ください。
当サービスは、信頼性および正確な情報発信に努めますが、内容を完全に保証するものではありません。
情報に誤りがある場合は、こちらからご連絡をお願いいたします。