尋常性白斑が疑われる場合、病院を受診する目安はありますか?
気になる場合や白斑の増大がみられる場合、他の症状を伴う場合は受診しましょう。
以下のような場合には、受診をおすすめします。
白斑があることで困っている
どのような小さな白斑であっても、生活上で困っている場合は治療の対象となります。遠慮せずに病院を受診しましょう。
白斑が増えたり、大きくなっている
白斑が増えたり、大きくなったりすると、普段の生活で白斑が気になる場合が増え、治療の手間も増します。早めの受診をおすすめします。
めまい、目のかすみ、耳の聞こえにくさがある
このような症状がみられる場合、Vogt-小柳-原田病の可能性も考えられます。皮膚科や眼科、耳鼻科を受診しましょう。
周囲に白斑を伴う黒いホクロのようなものができた
悪性黒色腫(メラノーマ)や色素性母斑にともなって、白斑がみられる場合があります。悪性黒色腫はすぐに治療が必要な皮膚のがんですので、すぐに病院を受診しましょう。
白斑にかゆみや痛みがある
感染症や白色粃糠疹などの可能性があります。
大阪府済生会泉尾病院 皮膚科
野村 祐輝 監修
(参考文献)
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