尋常性白斑が疑われる場合、病院を受診する目安はありますか?
気になる場合や白斑の増大がみられる場合、他の症状を伴う場合は受診しましょう。
以下のような場合には、受診をおすすめします。
白斑があることで困っている
どのような小さな白斑であっても、生活上で困っている場合は治療の対象となります。遠慮せずに病院を受診しましょう。
白斑が増えたり、大きくなっている
白斑が増えたり、大きくなったりすると、普段の生活で白斑が気になる場合が増え、治療の手間も増します。早めの受診をおすすめします。
めまい、目のかすみ、耳の聞こえにくさがある
このような症状がみられる場合、Vogt-小柳-原田病の可能性も考えられます。皮膚科や眼科、耳鼻科を受診しましょう。
周囲に白斑を伴う黒いホクロのようなものができた
悪性黒色腫(メラノーマ)や色素性母斑にともなって、白斑がみられる場合があります。悪性黒色腫はすぐに治療が必要な皮膚のがんですので、すぐに病院を受診しましょう。
白斑にかゆみや痛みがある
感染症や白色粃糠疹などの可能性があります。
公開日:
最終更新日:
大阪府済生会泉尾病院 皮膚科
野村 祐輝 監修
(参考文献)
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尋常性白斑
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「尋常性白斑」とはどのような病気ですか?
皮膚の色が白く抜ける病気です。
尋常性白斑の原因は何がありますか?
遺伝や自己免疫の関与が考えられていますが、はっきりとはわかっていません。
尋常性白斑ではどのような症状がありますか?
皮膚や毛髪の色が抜ける症状がみられます。
尋常性白斑には初期症状はありますか?
小さな白斑がみられます。
尋常性白斑の場合、主にどのような治療をしますか?
ステロイドや紫外線を用いた治療が主に行われます。
尋常性白斑が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?
皮膚科を受診しましょう。
尋常性白斑のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
尋常性白斑は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
ステロイド軟膏などが用いられます。副作用は主に目や皮膚にみられます。
尋常性白斑で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
PUVA療法やナローバンドUVB療法が行われます。
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